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2021年7月の庭、花のこぼれもの。

こんばんは、ヤマネコです。

今月もまた、ひと月分の庭の様子をまとめつつご報告させてください。

といっても7月前半は梅雨の最中ということもあって雨続き、その後は強い日差しゆえになかなか玄関の外へと赴くことができず、あまり写真も残せていません。しかも、そうこうしているうちに庭の花期はほぼ終わってしまったのでした。

 

とはいえ少しでも記録をと、まずはミモザ。

4月の時点でも花期は終わっていたけれど、夏場は生い茂る葉が心地よい木陰をつくってくれます。

一階、この樹のそばには窓がありません。当初はそれを少し残念に思っていたのですが、ミモザは剪定後しばらくすると再び葉がもさもさになるんです。二階の窓まで届く勢いで成長してくれるおかげで、癒されるだけでなく、夏の日よけとして役立つ庭木になりました。

 

ミモザにも実(種)がたくさんついたのですが、これからが楽しみなのはクリスマスホーリー。

ここ数ヶ月はほとんど変わり映えがないのだけれど、見るたび喜びとも興奮ともいえない気持ちがわきあがってきます。今年はとくに豊作だから尚更でした。

今が暑いからこそ、冬がとても楽しみになります。
(冬になったら逆のことを言っていそうですが……)

 

その小脇に、いつもは撮影しそびれてしまう実がありました。

アガパンサスです。

こちらの花は先月の様子。花期が終わり、その後に結実。こうしてつるされたさやの中から種を収穫することもできるそうですが、わが家では毎年その工程をほとんど行いません。

  • もとよりアガパンサスは球根から育てるのが一般的。
  • 種から育てると4~5年かかることが多い。
  • すでにある株を放置するだけで来年も咲いてくれる。

放置といっても剪定や花がらの撤去程度はするのだけれど、その花がらとともに種の入ったさやも取り除いてしまうことが多いのだそう。他人事のように書くのはほぼ家族頼りだからなのですが、実際にあまり手のかからない強い植物とのことでした。

 

日々変化を心待ちにしているのに、一向にその兆しすら感じられないのがスズランの実。

先月の時点で傷んでいたものは落ちてしまったようなのですが、それ以外の青い実は色形ともに変化なし。こんなに多く、長く、スズランについた実が残っていることがなかったので知らずにいたのだけれど、こちらも熟すのには時間がかかるようです。

変化があるとすれば夏がすぎてからになりそう。秋冬の楽しみがまた一つ増えました。

 

わが家の庭の植物は大半が花期を終え、青葉や結実の季節に突入しています。そのかたわらで元気なのはやはりハーブの花、こちらはバーベナハスタータ。

わが家にあるのは紫と白。どちらもじっくり花を見るととても愛らしい雰囲気なのですが、長期間楽しませてくれる強い植物です。

 

そして花期半ばというか、終焉に向かいつつあるのがアジサイたち。

当初真っ白だったアナベルといい色合いになってきました。本当は切り花をドライにさせてもらうのも楽しい花なのだけれど、きっと弟猫が遊んでしまうだろうなと想像しながら今年も屋外だけで楽しませてもらっています。

 

いずれも花期を終えている、あるいは続きつつも折り返し地点をすぎたかな? と思う花が多い中、突然にょきっと伸びてきたのがこちら。

ヒマワリ、ですよね?

育てていた年もあったけれど、今年は植えた覚えのない場所から一本だけ生えてきて、そのまま1mを超えるほどに成長しつぼみをつけました。びっくりしたけれど、気づけば日々の変化を楽しむようになっていた。

 

夏は、人にも猫にも植物にも厳しい季節だと思うのですが、そんな中でも小さな幸せを見つけていきたいです。

 

本日の猫。

そして今日は、やはりちょっとした撮影をしながら猫との攻防をくり返していました。

明日はこの……猫がなかなか手放してくれなかったものについて書かせてください。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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