まさか、使う日が訪れるとは。

こんばんは、ヤマネコです。

昔から存在は知っていても、自分とは一生縁がないだろうな、と思うものがいくつもあります。

用途はわかっていても、どこに売っているかは知らない。
価格は知らないけれど、おそらく高級なものではない。
必要になったらなったで、代用できそうだなとも思う。

そういうものに関しては、ぼんやりと考える中でも必要不可欠になる場面は思い浮かばず、少なくとも「自分で買う日」が訪れることはないと断言できる、つもりだったもの。

ところが最近、その一つを「ほしい」と思うようになりました。

 

何かというと、「孫の手」です。

自分の手が届きにくい背中などをかく道具のことです。

 

私は昔から体が硬かったんです。そうはいっても、今はまだ背中にも手は届きます。自分の背中がかゆいとき、自らかけないことはないんです。

問題は、和装時。

着物にも色々ありますが、寒い季節のメインは「袷(あわせ)」という裏地のあるつくりのものです。中でも、私がふだん着としているのは生地に張りのある紬(つむぎ)の着物。あたたかいし着やすいし、とても快適なのですが、何しろ背中がかきにくい。

かゆいって、つらい。
痛いよりも、つらい。

生地の上から手を動かしても、厚みのせいか全然効果を感じられません。だからといって衣紋(えもん:衿の後ろ、うなじの辺り)から手をつっこむと着崩れてしまう……というのは恥ずかしながら試しずみ。他のすき間からも無理に手を入れたら、やはり私の着付けでは乱れてしまいそうでした。

 

と、なかなか着物愛好家の方とこんな話はできないので、一人でひたすら苦悶するばかり。でも和装時に背中がかゆいって深刻な問題だと思うのです。

悩みに悩んでたどりついた解決策が、孫の手でした。孫の手だったら衣紋からするっと背中に入るだろうし、ピンポイントで使えそうだなって。

 

ただ、まだ買っていません。

とりあえず代用品をと考え、真っ先に思いついたのが手元にある仕事道具。

定規です。

孫の手の代用品としては一般的(?)にも思えますが、私の場合は「自分の背中(しかも素肌)をかく」のと「納品する書類に使う」のと、簡単に兼用してしまうのは不衛生にも思えました。たとえ申告しなくても先方に対して失礼極まりないなと。だからといって毎回消毒するのも面倒なので、この兼用は現実的ではありません。

(それに愛用のアクリル定規は角がとがっていて痛そう)

結局、今のところ使っているのは猫じゃらしの柄の部分です。

猫がじゃれるのとは真逆の先端(持ち手側)を、時々拝借しております。

ごめんね、猫よ。でもこれは時々丸洗いしてるから。なんなら「ちょっと背中かいて」って猫の手を貸してもらえたら最高なのですが、そうもいかないので現状は猫じゃらしです。

 

ひとまず「孫の手」というものを買ってはいないのだけれど、まさか自分がこういうものを必要とする日が(少なくともこの歳で)くるとは思っていませんでした。

人生何が起こるかまだまだわからないのだな、と予期せぬ物欲(?)に自分でも少し困惑気味です。

 

本日は雨水。ひな人形を飾ると良縁に恵まれるといわれる日。

うちのひな人形(??)は……

動きます。

(血縁はあったりなかったりの男兄弟なんですけど)お兄ちゃんアタックで、頭突きごりごり。

ふだんの弟猫がいくらやんちゃだろうが、兄猫だって負けてはいないのです。

別の兄もめずらしく乱入してきた……と思ったら、そのまま通りすぎていきました。

今日の兄猫は強いぞ! と思っていたら、やっぱり途中で形勢逆転し、弟猫は兄猫をさりげなく踏み台にしていました。お兄ちゃんだぞ。

でも一応なかよしなんですよ。

いつも見ている方向がちょっと違うだけなのです。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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