こんばんは、ヤマネコです。
数年前、SNSで見かけたものを試したくて100円ショップに行きました。
ほしかったのは、メイク用の「筆」を収納するグッズ。「メイクブラシスタンド」という名称のようです。
(こちらは仕様が近いもののイメージ画像で、リンク先は100円の商品ではありません)
ところが目当ての品は最寄りの店舗にはなく、取り寄せていただくかどうかにも悩み、結局そのときは手ぶらで帰って来たんです。その後も買いたい気持ちが残っていたので、他の買い物ついでに数回覗いてみたのですが入荷なし。そうこうしているうちに、似たようなものをつくればいいのでは? と思い至って挑戦しました。
主な材料は、食器などにかぶせて使うシリコンの蓋。
写真のものは猫の食器とセットで使っているもので、やはり100円ショップで購入したものです。ひとまずこれを使って(猫用を新たに買い直すつもりで)工作してみることに。
といっても作業は、このシリコンの蓋にカッターナイフ(デザインナイフ)で切りこみを入れるだけ。
円形の蓋の持ち手のある中央だけを避けて、時計の文字盤のような配置でぐるりと「十字」の切りこみを入れました。写真では見えにくい部分もあるのですが八ヶ所、すべて十字です。
これで完成。
あとは空き瓶などを利用して、十字の穴に筆をぷすぷすと挿すだけです。という形にしていたのですが、その後しばらく使っているうちに浅い瓶だと使いにくさを感じるようになりました。
そこからちょっとずつ模索して、今は傷がついて食品保存に使いにくくなってしまったボルミオリロッコの瓶を活用しています。
100円スタンドのほうがコンパクトで(たためる仕様のようでした)見た目もすっきりしている印象でしたが、手に入らないなりに試行錯誤したDIYスタンドも使い勝手はまずまずでした。
私は趣味や仕事で細めの絵筆をよく使うのですが、筆洗器(水が入ったバケツのようなもの)に筆先を挿したままにしておくと毛先を傷めます。軽く洗った後に、このシリコンの切れ目にぷすっと挿しておくほうが安心かなと。
そして作業が終わり、収納する段階になったら蓋をひっくり返します。
こうしておけば毛先が重力に逆らうことなく、やはり傷みを減らすことにつながりそうです。
これも購入を希望していた商品からのアイデアでした。
今後、ほしかったものの実物と出会えたら買うかどうかはまた迷ってしまいそう。でももともと希望していたものが「メイクブラシ用」なので、太めのブラシも挿せるようになっているようなんです。細い絵筆とあわせて使うのはもったいない気もするので、ひとまずこれでよかったのかもしれません。
またシリコンに直接切りこみを入れているため、使い方によっては裂けてしまうかな? というのを心配しながら使っていました。でもつくったのは一年半ほど前で、今でもとくに問題なく使えています。使用頻度がそんなに高くない(月に三、四日)のと、挿すのが細い筆ばかりなのでそこまで耐久性に響かなかったのかな、と思えて安心しました。
ただ、結局のところ……
材料にしてしまった蓋は猫たちのごはん皿にも使いたいため、ブラシスタンドを買わなくても出費100円(+税)は免れませんでした。とはいえ、考え、つくることを楽しめたので、よかったかなと思います。
本日の猫は、昨日のつづき。
福袋に入っていたこの猫じゃらし。パーツの誤食(猫たちの手によって分解される可能性)が心配なので渡しっぱなしにはせず、ふだんは猫たちが出入りしない部屋で保管しています。
日に何度か持ち出すと、素材の香りなのか、ふわふわした羽なのか、一風変わったドラム部分なのか、ゆらゆら揺れるひもなのか、どこに反応しているのかわかりませんが、弟猫の視線はずっとこれにくぎづけ。
ちょっと重さがあるため、ぶつけないようにゆっくり振っているのですが、それでも毎日楽しそうにとびかかってくるいい遊び相手(?)になりました。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
こちらからお帰りいただけると、心の支えになります。
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