こんばんは、ヤマネコです。
昨年の春、新しいパイプハンガーを買い足していました。
正式名称はふとん干しスタンドタイプ・スリム。アイリスオーヤマの商品です。
それほど大型ではないものの、シングルサイズの布団をかけるためのスタンド型ハンガーとしては十分。色は白と黒の二色展開で、わが家で選んだのは白でした。
材質：塩化ビニル樹脂被覆鋼管、ABS樹脂、PP
本体をはじめ、素材はほぼプラスチック（ネジなどには金属が使われています）。そのおかげで重量は1.3kgとの説明があり、本当に片手でもひょいと持てるくらいの軽量でした。
説明書を確認しながらの組立作業は、私一人で十五分ほどだったと思います。
つくりは若干粗かったけれど、完成にまで辿り着ければその後はほとんど気になりません。
もともとお安いものだし、という割り切る気持ちもありました。それでも実際に一年と少し、とくに故障や不満なく活用することができていたのだなと。
商品名にスリムとついているこちらは、幅がおよそ70cm。
上部両端のパイプを伸縮させることができ、最長でおよそ110cm。耐荷重は7kgまで。シングルサイズの布団一枚なら問題なくかけられそうでした。
布団をかけるハンガーについては、過去に購入したものがあります。
- 過去記事：驚きの軽さ、新しい室内用の物干し台。
その後、同社で別商品をリピートするほど気に入りまして、現在も愛用中です。そんなわけで今回のパイプハンガーは寝具をかけるために購入したわけではありません。
衣類や布団をかける道具としても使うつもりではいたのだけれど、一番期待していたのは下の部分。
この土台の脚に用がありました。
ここには、当ブログではおなじみになりつつある布をかけることに。固定というほどではないものの、裏側で結びました。
- 過去記事：2wayボレロの、その後。
すでに上の過去記事内でこのスタンドの足元が写っておりましたが、まさに猫のあそび場として使うために用意したんです。
ハンモックと呼ぶには生地の張りが足りず、床についてしまいます。ただそのおかげで破けたり、そこから猫が落ちたりする心配がありません。
この生地はもともと私の衣類のはずでしたが、すっかり猫に気に入られてしまい、現在も飽きることなく堪能されているらしいおもちゃ（？）の一つ。
それを最大限活用するため、何かしら布をかけられる骨組みのようなものがほしいなと。そう思った当初は椅子で試していたのですが、椅子は椅子として使いたいことも多いし、布を結ぶのが難しい（ずれたり抜けたりしてしまう）こともあって別の方法を検討し、購入したのが今回のパイプハンガーでした。
一番求めていたのは、猫たちに使ってもらうための下半分。とはいえ上部も冬だとはんてんやミニ毛布の定位置にになったり、今の時期は水気を払ったレインコートをかけておいたり、何かと重宝しています。
万が一猫たちに使ってもらえなくても、別の出番や譲渡先がすぐに見つかりそうだという期待が持てたし、早々に手放すこととなってしまう場合にもプラスチックなら捨てやすいだろうと想像していました。結果的にどちらも杞憂に終わり、願いどおりに活躍中。
実は一年以上も愛用していたことをつい最近思い出しました。もうすっかり猫たちの遊び場として定着。
メインで飛びかかっているのは弟猫だけれど、兄猫たちもこの布を大好きな様子。多くの猫たちがこれに惹かれる理由が未だにわかりませんが、好かれているのは嬉しいことです。
この布、床に放置しているだけだと乗ることしかできません。でもこうして浮かせるようにしておけば、もぐったり引っ張ったり、遊び方も着々と増えています。
当初、スタンド本体が倒れた場合の被害を考え、軽いものを選びました。でもその軽量さがかえって安定感を損なわせるかもしれない、という心配もあったんです。とはいえこの一年、わりとハードに使われていたにもかかわらず倒れたことは一度もなく、最近はそれを不安に思うことさえなくなっていました。
だいぶ特殊な用途ではあるけれど、使い勝手には大満足。本来の服をかける目的でもたびたびパイプ（上半分）を借りつつ、思っていた以上に良い買い物だったなと実感しています。
おまけの、本日の猫。
これは、ぶれてしまったけれど兄猫の変顔（たぶんくしゃみの直前）。
最後の写真がおしりでごめんなさい。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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