こんばんは、ヤマネコです。
わが家の窓かけは、ロールスクリーンとカーテンの二種類です。
それとは別に、窓自体をすりガラスにしたり、同様の効果を求めたフィルムを貼ったりして、窓かけを使わずにすませている場所もいくつか。そのほうがすっきりするし、お手入れも楽。
全面をすりガラスにしてしまうと外の景色を眺めにくくなるというデメリットもありますが、窓かけの生地を洗濯するたびに、外したまま暮らせたらどんなに楽だろう? と考えることがありました。
景色を眺めたいのは人間の希望でもあるのだけれど、一番は猫たちのため。同居猫たちは単独で外出することがないので、せめて外の景色を自由に見せてあげたいのです。
時々困ったこともあるけれど、季節にあわせて変わる風景を見守ったり、通り過ぎる虫や野鳥たちを追いかけたり、楽しんでくれているように思います。
そんな場所の窓かけはこの時期ほとんど開けません。
下げた(閉めた)ままでも室内の採光を妨げにくいものだからというのも理由ですが、開けると、明らかに寒くなるんです。
わが家の窓かけはカーテンであれば全室レースのみ、ロールスクリーンも上の写真と似たような薄い生地一枚だけです。とくにレースカーテンはあくまで目隠し感覚で使用しており断熱効果は薄いだろうと思っていたのだけれど、開けたり外したりした後ははっきりと冷気の流れを感じることに気がつきました。
透け感の強いレースであっても、薄い生地一枚のロールスクリーンであっても、窓かけの防寒効果はこんなにあるものなのだなと、この十年の間にじわじわと感じ続けています。
元より目隠し目的だった窓かけを閉めたままでは外の景色を眺めるのは難しくなりますが、今のところ猫たちは全員自力でその下をくぐり抜けることができています。
一体何を見ているのか、夜中でもそこに座りこんでいるのを生地越しに見かけることもたびたび。呼ぶと戻ってくることが多いのですが、その体は完全に冷え切っていて、ロールスクリーン一枚の向こう側に冷気が充満していることを実感します。
逆に夏場はエアコンの冷気を逃がさないように、更に外の熱気を室内に取りこまないようにしてくれる効果もありました。
薄い窓かけばかりだし、猫たちの展望スペースを確保しつつ生地の類はできる限り撤去できないか? と本格的に実践を検討したことも過去に何度かありました。ただ光熱費についても視野に入れると、窓かけを使うことが正解のように思えます。
とくに今年は電気代も灯油代も高騰中。安易に撤去の挑戦に出なかったこと、本当によかったと思いました。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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