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11年目のミルと、お手入れ。

こんばんは、ヤマネコです。

十年ほど前にセラミックミルを買いました。

岩塩やペッパーホールを挽けるタイプのスパイスボトルです。

定期的に洗いたかったので金属刃ではなくセラミック刃(臼)であることを希望して選択。

ただ実際のところ洗う頻度は数年に一度のペース。一度洗うとしっかり乾かすのに二日ほどかけたくなるので、ボトルが空になったときもそのまま中身を詰め替えてしまうことをついくり返している状態です。

そんなボトルがつい先日再び空になったので、ようやく重い腰を上げて洗うことに。

およそ二年ぶりです。

なお、写真のガラスボトルだけは空になるたび洗っていました。ただ詰めているのがホール(丸い粒)なので粉末胡椒と違って瓶の内側にはほとんどこびりつきません。上の写真は今回のお手入れ前の写真で、汚れの大半は蓋側のミル周辺に付着しています。

 

蓋側の樹脂(ポリプロピレンやセラミック)に付着した胡椒の粉末は軽く水洗いする程度では落ちないけれど、ミルごとお湯に浸すと浮きやすくなるようでした。

愛用ミルは耐熱100度、汚れもお湯で落ちるようなので洗剤も使いません。洗いたい部品がすっぽり収まる大き目のマグカップとお湯で根気よくお手入れしています。

  1. マグカップに洗いたい部品を入れ、それがしっかり浸せる量のお湯(80度くらい)を注ぐ。
  2. 五分ほど置いたら箸などを使い、ミルを振り洗う。

数回くり返し、中から胡椒の粉末が出てこなくなったら、しっかり乾かし完了です。

二年も放置してしまったためか今回は五回目でも粒が出てきました。

愛嬌のある表情になったときの一枚。黒い粒はすきまから出てきた胡椒の欠片です。

わが家のミル(蓋部分)はこれ以上分解できないのですが、じつは同シリーズの後継品はもっと細かく部品を外して洗えるそう。十年以上の愛用品なので何度か買いなおすことを考えたものの、使い勝手には問題ないので悩ましいところです。

また分解できないとはいえ愛用品は日本製であることも特徴でした。今は海外製造に変わったようなので、それも買い替えを踏みとどまる理由となっています。

 

なにはともあれ今回もひとまず満足のいく洗い上がりになりました。

乾かし始める前に再度熱湯をかけて、気化熱の力を借りながら二晩乾燥。

それから改めてペッパーホールを詰めました。

中央のつまみ(ねじ)をきつく締めると細かく、ゆるく締めると粗く挽けます。

数回使っただけで粉が付着するのでやはり今後も定期的にお手入れしなければいけません。

それでも水洗い(お湯洗い)できることを考えるとこれを選んでよかったと思います。

 

何はともあれじきに十二年目。調理中でも食卓でも、ほぼ毎日のように出番のある道具が今も不具合なく使えていることには感謝するばかり。

当初はガラス部分を割る心配をしていましたが、今後はセラミック部分の経年劣化チェックも必要かなと思いつつ、まだまだ問題なくお世話になれそうです。

 

 

本日の猫。

最低気温が高めの日は猫たちも活発。今日もベッドの上ではしゃぎ続けていた弟猫です。

明日からはまた寒くなりそうなので、また丸くなる時間が増えるかもしれません。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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