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溝掃除に、チャンネルブラシ。

こんばんは、ヤマネコです。

今年の頭にチャンネルブラシというものを買いました。

十年近く前から掃除アイテムとして雑誌や通販カタログなどで見かけていて、ずっと気になっていたもの。ホームセンターなどで実物を確認したこともあります。

ただブラシの毛(私が買ったものはナイロン素材)が硬めで、用途が限られそうだなと思い、あえて避けていました。

試してみようと思ったのは、今の家で暮らし始めて来年で十年になることが理由。

  • これまでの掃除道具ではもう一歩足りない、と感じる部分を補いたい。
  • おそるおそる掃除していた場所にもう少し力を入れたいと思う(力を入れても大丈夫そうと思える)ようになった。

小さな不足に手を加えたくなったり、ちょっとした度胸(?)がついたり。年月とともに変わってきた感覚をたずさえて、十年目を前にテコ入れしたいと思うようになったんです。

 

そんなわけで、初めてのチャンネルブラシを買ってみました。

数種類あって、気になったものを三本購入。

儀助(ぎすけ)というメーカーの品。同シリーズには毛の素材にも選択肢があったけれど、すべてナイロン(緑色)のものです。

実はU型のものは広い面(たとえばお風呂の床など)に役立つだろうと選んだのですが、私はうまく使うことができませんでした。これでないといけない用途、必須の場所というのをわが家の中では見つけられなかったからです。ただ屋外(立水栓など)の掃除には活躍の場があったので、今はそちらで、主に家族が使ってくれています。

 

1行「曲」と「直」は、その名のとおり先端の形状に由来した名称。個人的に重宝しているのは弧を描いたような「曲」のほう。

実はどちらの先端も、金属の処理が少し鋭利な状態。お店で確認できたものすべてがこうなっていたので、これが仕様なのだと思います。使うときにはこの先端部分をぶつけないように、という配慮が必要で、そんなときに「曲」のほうが少し扱いやすかったんです。

 

いずれも毛は同じ素材なので、硬さも変わらないと思います。想像どおり柔らかいとはいえないのですが、力任せにごしごしやらなければバスルームのちょっとした溝や、窓サッシなどに使っても問題ないかなと思えました。金属の塗装(バスルームの扉など)についても、力加減を誤らなければ削れてしまうことはなさそうです。

ただコーキング材(お風呂の壁とリモコンの隙間などを埋めている柔らかいパテのようなもの)をこすると傷がつきそうだったので、そういう部分は避けて掃除しています。

 

実は、そっと使うことを前提にしているためか、半年以上たった今もブラシの毛がへたれていません。一番驚いたのはそこでした。

過去に100円ショップで買っていたブラシでもそこまで強い力で使うことはなかったと思うのですが、数回使った程度で毛が開き始め、一年はもたなかった印象があります。その点、こちらのチャンネルブラシは劣化スピードが明らかに遅く、より長く使えそうだと実感できました。

しかも1行タイプのほうはホームセンターで150~200円ほどのお値段だったので、長めに使いたい用途であればこちらのほうが理想的だと思っています。

長いことイメージだけで避けてきた掃除道具でしたが、加減しながら使えればこれに代わる道具はないかもしれないという使い心地でした。

毛に硬さを求めて買った道具にtidyのブラシがありますが、こちらは小ぶりで毛が短め。

柄も長くはないため手が入らない場所の掃除には使いにくいのですが、シンク周りでは十分な活躍ぶり。現在のわが家ではtidyがキッチン用、チャンネルブラシがそれ以外の掃除用、と使い分けています。

 

本日の猫は、三年前の秘蔵写真から。

私が「弟猫」と呼んでいる彼が入ってきたばかりの頃の写真です。たしか人間が食べる玄米を奪い取ろうと必死になっていたので、猫用の玄米食をお試しで買ったときのもの。

パウチだったのでにおいはしないはずでしたが、この形状の袋においしいものが入っている、というのは理解し始めていた頃かもしれません。

でも、においはしないんだなあ。

そのうち袋の観察にも飽きてしまい、私の足に絡み始めたのが最後の一枚だったように思います。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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