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不評のセルロースふきんの、誤解。

こんばんは、ヤマネコです。

長く使い続けている道具の一つに「セルロースふきん」があるのですが、先月これを知人にすすめる機会がありました。

掃除道具のおすすめ品を訊かれ、答えたものの一つがこのアイテム。その場ではどなたもご存じないようだったので、後日、一枚ずつですがお渡しすることに。

高い吸水性は、しぼるたびに復活すること。
クロスの繊維が抜けにくいこと。
キッチンでの用途から、お風呂掃除、洗車などにも役立つこと。

私が気に入っているのは汚れを目視しやすい真っ白なクロスですが、それが気になる場合は色々なデザインやカラーがあることも含めてお伝えしつつ渡したのですが…

これが、大不評でして。

 

気をつかっていただいたのか表立ってのダメだしはされなかったけれど、「やっぱりふつうの綿ふきんのほうが使いやすい」と。

実際に試してくださった方からのご意見なので、納得です。もちろん残念な気持ちはありますが、使い方や好みは人それぞれだと、今ならわかるから。

ただちょっと気になったのは、使いにくいとされる理由が「乾くと硬い」というところ。

そうなんです、セルロースふきん。
たしかに乾くと硬いんです。

だから、濡らしてから使うんです。

 

セルロースふきんにも得意不得意はありますが、その評価の一部に「硬くて使いにくい」というご意見があることは気になっていました。

でも濡らしてからはほどよいクッション性を持つ、とても柔軟なクロスになる。

もちろん使うときは、しぼってから。私の中ではそれが当たり前のこととなっていたので、今回も「一度濡らす」という使い方の説明をすることもなくお渡ししてしまいました。

たしかにテーブルなどを拭くふきんは濡らしてから使うイメージですが、食器用なら乾いたまま使い始めるものが多い気がします。

セルロースふきんを台ふきん以外の用途で使う場合、「最初に濡らす」という発想にはつながらないのも当たり前。私の説明が不親切でした。

 

という可能性をふと思い立ち、あとからセルロースふきんを配った方々にお伝えしたところ、やはり私の配慮不足だったことが明るみになりました。

現在、自分の思いこみの強さを反省中です。

 

このブログではたびたびセルロースふきんについて絶賛しているので、もしかするとお試しくださった方もいらっしゃるかもしれません。

そして同じように「硬い、使いにくい」と感じさせてしまった方がいらしたら、ごめんなさい。

もしまだお手元にあるようでしたら、濡らして(しぼって)から使ってみてください。

私はお風呂上り、バスルームの水滴を拭くのにこれを活用。定期的に交換して、古いものは別の場所の掃除用に回しています。

この素材の使いにくさがこれだけの理由とも限りませんし、用途にもよるかもしれませんが、セルロースふきんがどうにも使いにくいとお悩みの際は…

  1. 濡らす。
  2. しぼる。

一度、この工程を取り入れてみてください。

 

本日の猫。

大雪もすぎて、ようやく冬めいてきた関東。今日は一段と寒くて朝からストーブのお世話になっていました。猫たちものびのび。

今月の猫の日(22日)は、もう冬至なんですね。お風呂の大掃除はその前に終わらせておこうと思います。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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