こんばんは、ヤマネコです。
まずは、タイトルにした洗濯ネットの話ではないのですが。
昨年の秋にこちらのメッシュ袋?を買いました。
色は黒。
サイズは、約55×65cm。
大きめの洗濯ネットのようなデザインです。
これは猫を入れて落ち着かせる、という用途のアイテム。
私が子どもの頃から、動物病院では「猫を入れる」という目的で洗濯ネットが使われていました。診察時に毎回というわけではなく、たとえば手術で預けるときなど、診察室から院内のケージに移動するまでのわずかな距離で、一時的にといった具合に。
それでも最初は、驚きを通り越して「かわいそう」だと強烈な印象を受けたのを覚えています。
でもその後、理由を知って納得。
障害物競走などを考えると人間も同じだと思うのですが、体にネットがかかった猫は身動きがしにくくなります。中の猫が落ち着いてくれれば、年に数回しか会わないような先生でも適切な処置がしやすくなるし、猫自身が自分を引っかいてしまうなどの自傷行為も防ぎやすいはず。通気性もよいため、窒息する心配もありません。
もともと誰がさわっても、何をされても暴れないような人馴れしている猫もいるけれど、わずかな間でも「家族と離れる」「見知らぬ場所に取り残される」「ふだんとは違うことをされる」といった事態にパニックになる子も多いため、その予防策として洗濯ネットが使われていたのでした。
というわけでわが家でも十年近く、一部の洗濯ネットを猫用にしていました。以前は寝具の洗濯に使っていたような、大きなサイズのものです。
ただここ数年で気になり始めたのが、「色」のこと。
もともと持っていた洗濯ネットの色は白やベージュだったのですが、数年前から黒いものに買い替えたいなと思っていたんです。
というのも、白地のネットを通して見ると、視界が悪くなるから。
でも、黒だと少し見えやすくなる。
ということを、私自身が洗濯ネットをかぶったこのときに気がつきました。
よくよく考えてみれば、防蜂ネット(蜂の巣を除去するときの防護アイテム)などは黒系が中心。とくに顔周辺だけ黒いネットに変えられているものも多かったのです。蜂と言えば黒いものに向かっていく習性があると聞いたのに、その防具の色選びについては不思議に思っていました。
実際にかぶってみた結果、黒いネットのほうが視界がよかったからなのだなと。
ネットに入れる猫の視界については、むしろ悪いほうがいい(猫が安心できる)のかなとも考えましたが、災害時などの長時間使用も考慮して、黒いものも用意することにしたのでした。
爪切りやシャンプー時など、日常的な出番を増やすこともできるかなと思います。
というわけで新しく手に入れたのが、黒いメッシュバッグ。
洗濯ネットとは少し違う(使えそうではありますが)、猫専用品でした。
まだ数えるほどしか使用していないけれど、想像以上にしっかりしたつくりで、いざというときにも安心して使うことができそうです。
逆に二年以上使って、これはよかったと日々実感する洗濯ネットがこちら。
中にクッション材が入っていて、この筒型を保ちながら自立する形状の洗濯ネット。ブラ専用のものです。
いくら専用品でも1000円は高いと思いつつ、それでも手洗いから逃れられるのならばと買ったものでしたが、気づけば三年目となった今も、へたりなく使えて本当に丈夫だと実感中。
また洗濯機から出したときにもこの「筒型」は保たれています(つぶれていません)。こういう形状なので、ブラよりも少しかさばるカップつきインナー(キャミ・タンクなど)も入れやすく、本当に重宝。
ブラの洗濯は手洗いがベストだと知りつつ、洗濯機に任せたい私にとっては救世主でした。
ただし、使えるのはDカップの方までなので、ご注意ください。
私にとっては、どちらのネットもよい買い物でした。
猫用ネットは5kg以上の子も余裕で入れましたし(写真は一番小さい末っ子です)、ブラ用ネットのサイズ制限は、私には何ら関係ありませんでしたから。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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