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2024*愛用3年以上の、ネコ用品。

こんばんは、ヤマネコです。

本日2月22日は猫の日。

わが家にとってはちょっと特別な日なので何を書こうか迷っていたのですが、ここ十年ほどの間、更には三年以上の愛用品の中から、猫のために買ってよかったものを三つ選んでみました。

わが家の状況や条件(地域、家族構成、保護猫が増える可能性があるなど)にあわせたものなので、すべての愛猫家宅に必要なものではないと思います。ただ買ってすぐの満足感よりも、五年後、十年後の感想のほうが参考になる場合もあるかなと。ひとまずの区切りとしてまとめさせてください。

 

蒸留水器

浄水器ではなく、蒸留水器です。ミネラル分も除去します。

ミネラルというのは人にも猫にも必須栄養素ですが、猫にとっての過剰摂取は毒にもなり得るもの。その対策として使い始めました。

  • 水道水の硬度がやや高い地域なので、ミネラル分を除去する方法として理想的。
  • 電気代はかかるものの、同量のペットボトルを買い続けるよりも経済的。
  • お仏壇(歴代猫たちのもの)にも同じ水をあげられる。

蒸留水をつくるのはとてもシンプルなしくみですが、家にあるものだけで毎日一定量をつくるのはなかなか難しいもの。人間が飲むだけであれば一般的な浄水器で良いのだけれど、猫たちをメインにすると蒸留水器というものがとても理想的でした。

猫たちとお仏壇にあげた後で余ったら、白湯にして私もいただいています。味というより、カルキ臭がまったくしないところを気に入りました。

 

カーペットタイル

駆けっこのレベルでなく、猛ダッシュで飛び回る猫たちによる衝突事故が不安で床に敷くことにしました。最初は一般的な大判カーペットを敷いていたのですが、今はタイルタイプのものへ。

  • 猫にとってのスリップ事故と、床にとっての傷を予防する。
  • カーペットタイプの爪とぎを兼ねる(交換時は爪とぎ代として割り切る)。
  • 丸洗いでき、場合によってはその部分だけ交換できる。

最初に取り入れたときにはこんなことを期待しており、現時点ですべて満足。とくにうちの猫はものすごい暴走をしては壁に激突する(壁に飛んでターンをする)こともあったのですが、カーペットを敷いたおかげでブレーキをかけやすくなったようでした。

以前ホームセンターなどで購入した廉価品と比べると厚みがあって座り心地がよく、短時間であれば別途クッションなど敷かなくてもお尻が痛くなりません。

裏側の滑り止めはしっかりしているのに、はがした後のフローリングに跡が残ってしまったこともありません。爪とぎ後の毛羽立ちもしにくく(目立ちにくく)、長い目で見ると経済的でした。

 

やわらかポリエチレンケース・丸型

無印良品のやわらかポリエチレンシリーズ、丸型です。

収納に使うなら収まりの良い角型のほうが便利そうですが、わが家では中にクッションを敷いて猫用ベッドにしています。素材、丈夫さ、サイズ感、どれをとっても理想的。

一つだけ残念に思っているのが、このシリーズの旧タイプのこと。リピートしたいと思ったときには在庫もすべてなくなっていた(新商品に切り替わっていた)のでそれがとても惜しいです。復刻してほしいなという気持ちを未だに持っているのですが、新タイプにも大変お世話になっています。

 

次点:ペットカート

通院時、避難時などに使えるように購入した、ペットキャリーです。普段はベッドにもなっています。

  • 移動中と待機中、人と猫の負担を減らす。
  • 室内ではベッド(床より高い落ち着ける場所)としても使う。
  • たたんでの管理や持ち運びがしやすい。

もともとベビーカーをつくられている会社の商品。人間用のベビーカーよりも長く使うことになるもの(場合によっては一生もの)なので信頼度を優先したのですが、大正解だったように思います。

ベビーカーを使う理由と通じるものがあると思いますが、カートタイプだと腕や肩にかかる負担がほとんどありません。移動中はもちろん、待合室がいっぱいで立ったまま待つときにも本当に楽なので、そのぶんの余裕で猫の様子をずっと見ていることもできました。

片手で持てるほどに軽いので丈夫さが不安だったけれど、八年目となる今でもまったく問題なさそう。さびや生地の傷みなどもありません。カートとしての動きがとても良いし、たたむのも開くのも簡単、おそらく人間が片手で持つ(肩にかける)キャリーバッグよりも中が揺れず、猫によっては精神的な負担も軽減できそうでした。

(抱っこバッグやリュック型が好きな子もいるので相性もあります)

私の場合は一番必要な愛猫の闘病中にとても活躍してくれたカートなので思い入れもあり、未だに一切不満のない愛用品です。

ただ、私にとってはとても高価。今のところ壊れる様子はまったくありませんが、仮に壊れたとしてリピートするかはすごく迷いそうな気がします。品質に見合ったお値段だと納得しつつ、私は背伸びして選んだ商品だったな……と思うことから次点にしました。

 

おわりに

本当は便利に愛用しているものはもっとたくさんあるのですが、思い入れがあるもの、ほぼ毎日活用しているものを中心に三つ、プラス次点でまとめてみました。

どうしても(私の感覚では)高価なものが多いのは、長く使えるものを、という条件で選んでいることが理由だと思います。長期的に見ればコスパの良さはたしかだったので、今後もお財布と相談しながら必要な買い物をしつつ、手に入れたものは長く大切に使っていきたいと思います。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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