こんばんは、ヤマネコです。
今日は防災の日、そして防災月間に入りました。
毎年この時期には非常用品の見直しをしているのですが、今年は以前から気がかりだった、「もし外出時に被災したら」について考えていました。
もし、出先で大地震などが発生したら。
怪我をするかもしれない。死に直面するかもしれない。仮に自分が無事だったとしても、自宅が倒壊すれば帰る場所を失うし、どれほどしっかり備蓄をしていても、すべてががれきの下敷きになるかもしれない。幸運にも人と家、どちらも大きな被害を免れたとしても、場所によっては「どうやって帰宅するか」が問題になる。
色々悩むことばかりだけれど、私にとって何より心配なのは家族のことでした。人はもちろん、パニック状態の猫たちは一体どうなるのだろうと思うと、気軽に外出することさえ怖くなります。
とくに不安に思っていたのは、もしわが家の人間全員が出払っているときに被災した場合のこと。人間たちがそろって非常事態に陥ったとき、うちの猫たちの存在を思い出し、行動してくれる人はいるのだろうか。
そんなことを不安に思っていた数年前、「家にペットがいますカード」のことを知りました。
私(カード所有者)の緊急時に世話をしてくれる人がいないこと。
(世話をしてくれる家族の無事を確認してほしいこと)
緊急時の連絡先(近隣・遠方、両方にいると理想的)。
かかりつけの動物病院や、ペットの状態について。
などの情報を写真とともに記録する、自作カードのことです。
身近な猫好きさんとコミュニケーションをとっておき、いざとなったらお互いに助け合える(猫の世話をしてもらえる/させてもらえる)環境を整えておくことも大切だけれど、そもそも「家族がそろって帰宅できない状態」になったことを、「知らせる誰か」が必要です。
このカードは財布や定期入れなどに収めておき、いざという場面ではその「誰か」になってもらえるよう、お願いするためのもの。このアイデアはすごくいいなと。
色々なカードをデザイン(配布)してくださっている方もお見かけするのですが、私は自分でつくってみたいなと思ったまま早数年。結局手つかずのままになっていたので、とにかく今は「カード」という形へのこだわりを捨てることにしました。
付箋に最低限の情報(猫が取り残されている可能性があること、所有者の緊急時には猫についての連絡を入れてほしいこと、その連絡先)を書きこんで、免許証にぺたり。
いずれはカードをつくりたいけれど、何かと腰の重い私が「今日から」始めるなら、このくらいのハードルの低さが妥当でした。
そしてカードの試作とともに、もう一つ検討し始めたのがこちら。
スマホの待受け(ロック画面用)にもどうかなと。
(下の余白には実際の連絡先などを記入しておく)
私はスマホを忘れて不携帯のまま出歩いてしまうことも多いので役に立つかわからないのだけれど、大事なのは「誰か、できれば複数の人たちに見てもらうこと」なので、お財布の中、スマホの画面、キーホルダーのタグなどなど、色々な方法を想定しながら画策中です。
防災、非常時についての見直しをやめる日はこないと思うけれど、今年はとくに「猫と暮らすこと」を前提とした工夫を、もっと取り入れていけたらと思っています。
本日の猫。
猫が階段を寝床にしてくれる姿、見ていてとても心が和むのですが……。
歩を進めるスペースが減るので(どいてもらう選択肢は期待できない)、一番危険なのは家の中かもしれない? と思いながら、今日も障害物階段に挑み続けています。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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