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暑がりベッド派、足さない寝具。

こんばんは、ヤマネコです。

毎日、毎晩、暑いです。

気づけば梅雨も明けすっかり夏で、そういえば、と思い出して、今週から寝間着を浴衣に変えました。

 

平熱37度台という体温のおかげもあってか、夏の寝具に「上掛け」をほとんど使いません。どんなに軽量薄手であっても、タオルケットなどを使うと寝苦しく感じることが多く、朝になっても疲れがとれない状態が続いたからです。

ここ数年は寝間着を浴衣にすることで身体を覆う布の量がちょうどよくなり、上にかける寝具も「毎日必須」ではない、と思えるようになっています。

 

そして今夏、もう一つ気づいたことがありました。

今度は下に敷く「シーツ」のこと。

 

愛用しているシーツは、ダニの通過を許さない化繊生地のもの。猫との暮らし、猫との添い寝を重視した上で快適なものをと選びました。

化繊でも静電気はほとんど起こらず、付着した猫の毛は簡単にはらえるし、起毛もなし。防ダニの機能性にも十分満足しているのだけれど、綿や麻の感触とは違って、あまりに肌が汗ばむと生地が張り付くような印象がありました。

夏に使うのはシーツだけなのでそこまで気にすることはなかったのですが、時々綿や麻の寝具にふれると、恋い焦がれるような気持ちになっていたのも本音です。

 

理想の条件を見直してシーツを買い替えようか?
いや、素材や機能性違いで何枚か持とうか?  

たびたびそんなことを考えていたのですが、偶然取り入れた方法で、とくに何かを買い足すことなく「素材」や「感触」についてはあっさり解決してしまいました。

 

それが愛用している無添加綿のガーゼケット(本来は上掛け)を、身体の下に敷いて眠ること。

綿の仕上げは時間のかかる和晒で、ヘリンボーン織。
更にはエコテックス認証商品で、本当に肌にやさしいと思える一枚。

そんなガーゼケットを使って四年目。日々洗濯するほどにやわらかさを増し、しばらく新調したくないと思えるような育ち方(?)をしています。

秋~春はこれに包まれながら眠っているのですが、出番が激減する夏場は足元にたたんでおくのが常。それをあえてマットレスの上に敷き、そこに横たわって眠ったら、ガーゼのシーツに買い替えたような感覚になったんです。

よく考えれば、海外のベッドメイキングではシーツを二枚使う(下敷きシーツと上掛けシーツの間にはさまれて眠る)こともありますし、本来は上掛けのガーゼケットを敷いて眠るのも悪い発想ではないかなと思いました。

万が一寒くて更なる上掛けが必要になったときは、ガーゼケット兼シーツの上を、右から左へ転がりながら移動して、セルフ簀巻き(あるいは海苔巻き)状態で暖を取ろうかなと。

実際に試しましたが、意外と悪くありません。

相変わらずおかしな挑戦をくり返している気もしますが、新しいシーツを買うのはまたいつか。まずはものを増やさず快適にという方針で、暮らしの見直しを続けています。

 

本日の猫。

今日は、彼も寝具(ラグ)の上をゴロンゴロンと転がっていきました。

勢い余って飛び出してしまったけれど…これがベッドだったら転げ落ちているところです。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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