こんばんは、ヤマネコです。
2012年にバンビスツールを買いました。
東谷さんの木製脚の椅子です。
軽くて移動させやすく、それでいて安定感のある椅子として愛用をスタート。座面が布地なのでいつかは補修や部品交換などすべきだろうなと想定しながらの活用でした。
ところがわが家の場合、このスツールは色々な意味で補佐的な使い道。もともと家じゅうに持ち運んでの利用を想定していたので、一ヶ所で座り続けるデスクチェアなどと比べると座面の劣化は遅いように思います。多少生地の汚れや脚の傷はあれど、十二年目の今も安定感などはまったく問題を感じないまま使うことができています。
たびたび使用場所を変えながら愛用しているスツールですが、基本の定位置は収納と実用を兼ねた寝室。
わが家のベッドは壁から離して設置しており、その間をつなぐような形で置くようになりました。
スツールがベッドの高さとほぼ同じだった、というのがポイントです。
というのも、これで猫が転げ落ちるのを少しだけ防げるようになりました。
猫がベッドから落ちるわけがない、というのはだいぶ前に覚めた幻想。そこまでの頻度ではないけれど、年に数回は落ちていく猫を見送っています。
おそらく、落ちるのはリラックスしているからこそ。
ストレスなく寝そべっている猫だからこそ。
ちゃんと受け身をとっている(?)様子なのであまり心配はしていませんが、こうした家具でちょっとだけすきまを埋めておくのもいいかなと。ベッドの周囲を空けているのにも理由があるので、ひとまずそんな対策になりました。
そしてベッドの周囲にスツールがあるメリットはもう一つ。
猫が飛び乗る足場としての活躍です。
このスツールがベッドサイドにないときは、床からベッドへと飛びあがる猫に何度も踏みつけられていました。寝ている人間の体の上に勢いよく着地するんです。踏まれるほうも痛いけれど悪い足場(寝ている人間の上)に着地する猫も慌てていたので、その予防にもなっているのではないかなと。
逆に、猫がベッドから更に高い位置へ飛び上がるとき。わが家の寝室に背の高い家具はなく、猫が上がりたがるのは窓枠です。
やはりここも壁とベッドが離れ、更にはカーテンが進路妨害。その上、弾力性のあるベッド(マットレスや掛け布団)を足場にするとジャンプにも苦戦する印象だったのですが、壁に寄せたスツールからの移動だとそのハードルがぐっと下がる様子。
実際にカーテンの生地や周囲の壁紙の爪傷被害が減ったので、だいぶ上がりやすくなったのは間違いないかなと思いました。
つまりはこのバンビスツール、出番の大半は猫の踏み台。
来客時など椅子が足りなくなったときに座るのは大抵私。気づけばすっかり猫とシェアする便利なスツールになっていました。思いのほか長期にわたり不満なく使うことができているので、十数年前ながら良い買い物をしたと思います。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
こちらからお帰りいただけると、心の支えになります。
お気に入りテーマ。
おうちごはんを楽しむ暮らし
無印良品週間で購入したもの
大人ナチュラルファッションが好き