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FU-KOさんの、まいにちのエプロン。

こんばんは、ヤマネコです。

この夏、慣れないハンドメイドに挑戦していました。

二年ほど前から、私の家事服は「割烹着」。

もうすっかり惚れ込んで愛用しているのですが、夏に使うのはどうしても暑い。そこでエプロンがほしいなと。

どうせものを増やすなら気軽に買うのではなく、自分の経験値を上げることも考えたい。ほしいもの全部をつくることはできなくても、エプロンならなんとかなるのでは…と、希望を持ちました。

 

そのきっかけをつくってくださったのが、FU-KOさんこと、美濃羽まゆみさんの本「FU-KOさん家の小さなくふう、ていねいな毎日の作り方」です。

書籍の内容は暮らし全般のお話ですが、簡単な服や小物のつくり方の掲載もあり、中でも「まいにちのエプロン」は四角い生地を縫い合わせるだけの作業で、今の私(の低い低いレベル)にうってつけと思えました。

 

ただし、今回…

  • ミシンなし(完全手縫い)
  • 生地と同色の糸なし(ステッチ風に縫う)
  • まち針の不足(しつけ糸で代用)

アレコレ無謀な条件でのスタート。

 

そうは言っても半日くらいで仕上がるかな~とチクチク始めたところ…

一日目は生地を切るだけで終わり(神経をすり減らし)、
二日目に肩ひもが完成(ステッチを何度もやりなおし)、
三日目に二本目の肩ひもが完成…

 

私は自分の技術の低さと経験不足を舐めていました。

 

ずれこむこと一週間、完成したエプロンがこちらです。

形の基本は書籍どおり、のつもり。

途中で試着しながら、紐は勝手に調整済み。

そして妙な力を尽くすことになったステッチも、まだよれよれですが…かなり頑張ったつもり。

どこにそんなに時間がかかっているんだと笑われそうですが、これが今の私が全力を出した結果なのです。

 

ものづくりは好きですが、「布」や「糸」を扱う作業は不得手です。技術的にも十代の頃に授業で習った程度の初歩的な作業しかできないし、知識もあまり増やせていません。

これまでのハンドメイドの機会は、古着のリメイクだったり、格安のハギレでつくる小物だったり、比較的ハードルの低いものばかりでした。

とくに身に着けるもの(人の目にも留まりやすい大きいもの)をつくるのは…大きな布は高いし、失敗も怖かったんです。

それでも長年やりたい気持ちだけは萎えずに持ち続け、「いつかは洋服も自給自足したい」という(私にとっては)壮大すぎる夢もありまして、そのための一歩をようやく踏み出したところです。

 

FU-KOさんの著書とは昨年本屋さんで出会ったのですが、実はブログもお持ちと知って以来愛読しています。FU-KOさんの暮らし方、ものづくりへの考え方、ご家族とのお話、どれも本当に大好き。

奇しくも今日の更新では、新刊について書かれていました。

型紙なしでつくれる小物が満載の本、とのこと!エプロンの改良版の掲載もあるようで、私も今回の経験を活かしつつもう一枚つくりたい…と再びワクワクし始めました。

また今回のエプロンのレシピはこちらの記事でも掲載されていました。

授乳ケープとしても使える、と書かれていて納得。

 

そんなわけで。

いつもに増して恥ずかしい気持ちを抑えつつの撮影タイム。

拙さには照れくさく、でも愛着もひとしお。
肩ひもはもう少し伸ばそうかな?と考えるのも不思議と楽しい。

 

お裁縫の腕はまだまだですが…

材料を選び、構想する楽しさ。
作業に奮闘しつつも、経験値を上げていく楽しさ。
完成品を眺める楽しさ。

どこまでも、ずっと楽しい。

私にとっての「ものづくり」とは、本当に幸せを痛感できるライフワークだと感じています。

 

本日の猫。

紐のほうが気になり始めた。

軸のほうも気になる。

先端は、他の子が気にする。

完全に奪われる。

猫じゃらし、最期(交換直前)の楽しみ方でした。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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