こんばんは、ヤマネコです。
今冬、庭の芝生周辺にどうやらモグラが出没しているようです。
ことの発端は、芝生の至るところに直径十センチほどの土の盛り上がりが複数できていたこと。
この芝というのは、九年前(2016年)に自分で施工したキリシマターフです。冬場は枯れ色になっているとはいえ、土の盛り上がりは点々とあるのでとても目立ちました。
もしかしてモグラの被害?
芝のところどころにできた、掘り返しの痕跡。最初は虫かと思ったもののそれにしては大きいし、訪問猫のいたずらにしては数が多すぎような。他の侵入者も考えにくく、もちろん家族は全員心当たりがありません。
最終的に思い至ったのが、モグラ。
- 冬眠せず、冬場も活動的。
- 地表から10~15cmほどの地中に道(本道)をつくって移動する。
- 一つの餌場に対し大抵は一匹。数匹潜んでいる場合もある。
- 主な餌は虫。正確には雑食。
この季節に? と思ったけれど冬場も活動しているのだそう。そして芝生に点々とできた土の盛り上がりは、モグラ塚と呼ばれる地下トンネルの出入り口で、奥の奥まで掘り進めるとモグラの巣があるようです。
モグラ対策は必要なのか?
問題は、放置しても良いのかどうか。
モグラは作物の根などを食害することはあまりなく、むしろ害となる虫を捕食してくれるなど農業において味方となる場合もあるそう。ただ作物が育つ地面をモグラが通過することで根が傷んだり切れたりして実害が発生する場合もあるのだとか。
芝生に関しては今のところモグラ塚ができる程度で実害はないし、私にとっては虫被害よりは楽観視できることなのでそのままでもいいかなと思っていました。
ただ冬場にモグラ被害に遭った芝生は夏に元気がなくなったり枯れたりすることがあるようで、やはり何か対策をしたいなと。そのうえで仮にモグラを捕獲しても私にはどうしても殺処分できないので、退治や捕獲よりも忌避することを前提に考え始めました。
実際の対策と効果
専用の薬剤や道具の販売もあるようだけれど、調べているうちに、わが家にもストックのある木酢液(竹酢液)のニオイでも対策できる場合があると知りました。
さまざまなサイト情報を参考に、竹酢液は五倍希釈で散布。
それから数日、新たなモグラ塚ができなくなったためしっかり効果は出たようです。
今後のこと
ただ竹酢液を庭で使ったのはこれが初めてではありません。芝生へ重点的に撒いたのは久しぶりだったけれど、周辺の植物へのスプレーは定期的に続けていました。それでも一時はモグラが棲みついてしまったようなので、周辺への散布だけではモグラ対策として不十分なのだと思います。
被害が出たら、その場所に重点的な散布をしばらくは続けることが大切といえそう。
あとはすでに多くのモグラ塚ができてしまった(簡単に埋めて戻した)芝生が、今年の春以降どう変化していくかを見守るしかありません。芝生スペースが全滅ということはないと思うのですが、多少の被害は覚悟しながらできるケアを続けていきます。
本日の猫。
モグラは地中で庭駆けまわり、ネコはベッドで丸くなる。
関東も再びの寒波到来でどきどきそわそわしています。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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