晩夏の、アリ対策。

こんばんは、ヤマネコです。

今夏は自宅の中でほとんど虫を見ることなくすごせました。と、油断していました。

※以下、虫の画像はありません。

わが家が屋内向けにとっている虫対策は三つ。

予防アイテムは数年前までG対策をメインとしてホウ酸だんごを使っていましたが、隠せる場所が少なく猫が見つけては遊んでしまいそうになるため、今はGムエンダーというスプレー剤を定期散布しています。

（G＝黒光りする例の虫です）

購入代金が3,000円弱（業務用サイズ）で、家じゅうに使ってもまだまだ残っていそう。使用回数を鑑みても（効果が落ちなければという前提で）同じものが来年も使えるだろうと想定できるため、実際にはもっとコスパは良いと思います。

ホウ酸だんごからスプレータイプに変えてよかったことの一つは、色々な虫に効果があったこと。たとえばかつては毎年頭を悩ませていた蟻や蚊なども、家の中ではほとんど見かけることがなくなりました。「G用」と銘打たれているものの、他の虫にも効果があるようなのです。

それでも時々迷いこんでくる虫はいたものの、動きに弱々しさを感じられる状態で対処がしやくなっています。

ホウ酸だんごに求められるのはGの忌避や退治だけという認識だったので、他の虫対策はそれぞれ考える必要があり、わずかながらその費用もかかりました。それがGムエンダー一本ですんでいるというのはとても大きな利点。ホウ酸だんごも市販品を使っていたので、結果的に節約へもつながりました。

Gムエンダーは二週間に一度の使用が推奨されているのですが、わが家では忘れないように月二回としていました。それでも効果は期待どおり。とくに問題もなく今夏も大活躍。

ただ9月に入り、途端に涼しくなってきたことから定期使用を怠ってしまったんです。もともと猫がいる環境での出番は可能な限り減らしたいという希望もあったので、使わずにすむならそうしたいなと安易な判断もありました。

最後に使ったのは8月の半ば。もうじきひと月がたちます。

それが理由だと思うのですが、ひと夏持ちこたえた蟻の侵入をとうとう許してしまいました。見つけたのは白い壁の上、おそらく行列になる前の、目的地を求めて探索にきたヒメアリがあっちにも、こっちにも。

田舎の戸建て暮らしなので、こういうことは日常茶飯事。でもあれこれと対策をとるようになってからは減っていたし、Gムエンダーを使い始めた昨年からは目に見えて効果を感じていたので完全に油断していました。

スペースとしてはキッチンの一角だったので、数時間は料理をしないだろうというタイミングで改めてGムエンダーを使用。一時間後には蟻の姿が消えていました。

ヒメアリは本当に小さく、動きがないと尚更見つけにくいので、その後は念入りに掃除機をかけて終了。それから数日たちましたが、以来、蟻の姿を見ることなくすんでいます。

余談ですが、虫を吸ってしまったときは紙パック式掃除機にありがたみを感じます。

予防として始めた対策には、実際に効果があるのか、たまたま虫の侵入がないだけなのかがわかりにくいのですが、こういう機会があるとしっかり役に立ってくれていたことを実感します。

また一番暑い時季をすぎたおかげで気を抜いてしまったけれど、気温20度台の間はきちんと対策を続けようとも思いました。気温25度は夏日と表現されるはずなのに、もっと暑い時季を体感してきたから今はなんだかホッとしてしまう。まだ晩夏なんですね。

更に寒くなったら虫対策は一旦休止しますが（猫がいても不安なくできることだけは続けていきますが）、Gムエンダーの存在は本当に心強いなと夏の終わりに再確認。来年の夏もお世話になりたいです。

本日の猫は、昨日のつづき。

今日は重陽の節句。そのことについて書きたかったのですが、らしいテーマの話を思いつきませんでした。

人猫ともども、無病息災の気持ちだけを寄せてすごします。

本日もおつきあい、ありがとうございました。

こちらからお帰りいただけると、心の支えになります。