こんばんは、ヤマネコです。
毎日、朝晩の習慣としていることの一つに「雨戸の開け閉め」があります。
朝起きたら、雨戸を開ける。
日が暮れたら(その前に)、雨戸を閉める。
(雨戸と呼びますが、わが家に設置されているのはシャッタータイプです)
これは子どもの頃から当たり前にしてきたことで、「しない」という選択肢を想像したこともありませんでした。ところがブログを始めてから、それもミニマリストの方々と交流させていただく中で、これは誰にとっても当たり前の習慣ではないことに気がつきました。
私にとっては親世代から受け継いだも同然で、近隣のお宅でも同様であるという印象だったのです。一定の時間帯になるとよそのお宅からガラガラと雨戸を閉める音が聞こえることもあるし、外を歩いているときに雨戸を閉めようと顔を出されたご近所さんと目が合って挨拶することも。幼少期のお手伝いの一つとしても定番だったように思います。
とにかく雨戸は毎日開け閉めするもの。そのルールを疑ったこともありませんでした。
これは気候的な理由や土地柄もあるのかもしれません。雨戸はめったに使わず、閉めるのは台風などのときだけというお宅があると知ったときには本当にびっくりしました。よくよく観察してみたら、ここ十年ほどで遠方から引っ越されて来られたお宅などでは、夜間も雨戸が開けたまま(室内の光が窓全面から見える状態※おそらくミラーカーテン越し)であることに気づき、なるほどなあと。
それが実に効率的だなとも思い実際に試してもみたのですが、私にとっては子どもの頃からの習慣で「屋内の光(とくにリビングや自室)が外に漏れている状態」にはどうにも落ち着かず、わが家では今も朝晩、雨戸の開閉を日課としています。
雨戸を閉めるメリットはいくつかあります。
- プライバシーの確保につながる(留守かどうか、どの部屋で生活しているかなどがわかりにくくなる)。
- 防犯(外部からの侵入防止)効果が高くなる。
- 窓ガラスや網戸の汚れを防げる(天候によっては一日閉めっぱなし)。
- 屋内の光が漏れにくくなり、夜間には虫の誘因を減らせる。
あえてデメリットをあげるとすれば、やはりいくつかありました。
- 毎日の開閉作業という手間がかかる。
- 雨戸を閉めている間に緊急避難が必要になった場合、進路の妨げになる可能性がある(窓からは逃げにくい)。
- 定期的に汚れた雨戸の掃除やメンテナンスが必要になる。
手間に関してはすっかり受け入れているし、お手入れも頻度は高くないので許容範囲。唯一、進路妨害になる可能性だけはあらゆる場面を想定する中で心配にもなりますが、代わりに防犯効果が高まるともいえるため、どちらをとるかは悩ましいところ。現状ではメリットの多さから「毎日の開閉」を選んでいます。
数年前この雨戸の件と同時にもう一つ気づいたのが、カーテンの枚数についてでした。
わが家では夜に雨戸を閉めることが大前提だったので、カーテンといえば「一枚」という感覚なんです。それもレースの光を呼びこむタイプのものだけ。カーテンレールも当然のように一列のものを選んでいます。
(カーテン自体は人影の映りにくいミラーレースカーテンを使っています)
窓かけを二重にするのはおしゃれなインテリアのお宅の特権のように思っていたのだけれど、夜に雨戸を閉めないお宅が「採光」と「遮光」の目的を持って二枚かけている場合もあるのだと気づいて、それもまたすごく効率的だなと感嘆したのでした。
ひっそりと数年がかりの迷走を続け、結果的にやめることはできなかった雨戸の開閉。そして同時に、カーテンもミラーレース一枚で十分という元鞘の結論となりました。
でも、そもそもこれ自体が思いこみだったことをずっと認識できていなかったので、当時気づきを与えてくださった方々には本当に感謝しています。
どんなことでも振り返って、検討したり試したりしてみる。今年も多くのことを柔軟に受け止めて、考えていきたいなと思っています。
本日の猫。
今日は天気はさほど悪くないように見えたのですが、壁や窓に打ち付けるような風が吹いていました。
それでも兄猫が「雨戸を開けないのか?」とばかりに見上げてくるので、一部を開放することに。
こういう日こそ雨戸の出番だと思うのだけれど、猫の日向ぽっこタイムにとっては障害といえるのかもしれません。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
こちらからお帰りいただけると、心の支えになります。
お気に入りテーマ。
おうちごはんを楽しむ暮らし
無印良品週間で購入したもの
大人ナチュラルファッションが好き