こんばんは、ヤマネコです。
本日2月23日は秋分の日であり、秋彼岸の中日。
台風予報を心配していたので少し前倒しになったのですが、彼岸入りの前に近くの公園を散歩してきました。
田舎の公園なのでなかなかに広く、けれどコロナ禍ということもあって遊ぶ子どもたちの姿は以前よりもだいぶ減ったように思います。
しかもこのときは小雨が降ったりやんだりをくり返していた合間の時間。がらんとした園内を一人でのんびり歩いてきました。
過去にお会いする機会はなかったものの、ここには手入れをされているボランティアの方がいらっしゃるそう。開けた運動場のような場所は地面も整備されているけれど、その周囲は草木が生い茂った状態で、所々けもの道のように地肌があらわになっているだけ。
踏みどころによっては自分の足でも草葉をかきわけることになるのに、それでも私はこちらを歩くほうが好きです。
実は近くに動物病院があって、通院帰りにもたびたび訪れていました。どちらかといえば通過するというか、公園の中を横切るというほうが近いのですが。
土地柄とても緑が多くて穏やかな場所。歩くたびに癒されるような気持ちにもなります。
ただここは、三年前、愛猫の病の治療で頻繁に病院へと通う中、くり返し訪れた場所でもありました。
時季はもう少し晩秋に近い頃からまふゆにかけて。あの子はキャリーバッグの中からはらはらと舞い落ちる葉を目で追っていました。あのときは楽しそうだったし、とても元気そうだった。
それからの数ヶ月間のことを思い出すと、今でもたまらなく苦しくなります。
その呼び水ともなる公園には一時期足を踏み入れることもつらかったのですが、今は思い出を振り返るような気持ちでたびたび訪れるようになりました。
わが家で暮らす猫たちは、普段から外に出ることがほとんどありません。外出の機会はハーネスをつけた状態で抱っこしたまま家の庭を歩いたり、キャリーバッグに収まって病院に行ったりするときくらい。だから家の外で感じられるあの子との思い出はごくわずか。
それを取りこぼさないよう拾い集めたい。今は思い出すつらさより、その願望のほうが強くなりました。
お彼岸はあちらとこちら(彼岸と此岸)の距離が縮まる期間。私にとっては特別な時期。
あの子を忘れることなど一日たりともないけれど、尚更強く想いを馳せつつすごします。
本日の猫写真はおやすみさせてください。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
こちらからお帰りいただけると、心の支えになります。
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