こんばんは、ヤマネコです。
この週末から、わが家の周辺でもお祭りの賑わいを感じるようになりました。
個人的に「ふだん着物」(特別な日ではなく、日常的に和装を取り入れる暮らし)を始めて一年が過ぎました。
私の場合はまだまだ普段着と呼ぶには程遠い感覚ではありますが、ちゃんと続けられているということを自負したいと思っています。
更にふだん着物を後押ししてくれる「浴衣」という強い味方が登場するのが、この季節。
浴衣は着付け方もお道具も他の着物よりシンプルで、夏の重ね着が苦手な私にとっては救世主。それに浴衣での外出は(失敗も含めて)何度も経験しているため、あまり緊張せずに出かけることもできます。
日常的に、和服姿で外出するときの心配は「人目が気になる」という自意識過剰的な理由もありますが、たとえば階段の移動や落ちたものを拾うような「所作」の悩みも未知数。洋装とのあらゆる違いは、実際に経験してみなければわかりません。だから浴衣での外出機会は大切に積んで行きたいのです。
問題は一つ、私が「下駄」を持っていないこと。
それなりに使う機会があるなら購入をと迷うこともあるのですが、おそらく夏にしか出番のないものなので、なんとなくためらっています。
昨年の浴衣での外出は夜の花火を観に行くだけの機会だったので、ビーチサンダルで済ませてしまいました。でも日中に出かける可能性の高い今年は再検討。
そして代用することにしたのが、こちら。
下駄ではなく、草履です。
いざとなればオールシーズン履けるものなので、こちらは一足は持っておこうと今年の初詣に向けて買いました。
着物にあわせる履物が、草履。
浴衣にあわせる履物が、下駄。
例外もあるようですが、これが一般的なのだと思っています。
でも「浴衣に草履」の組み合わせも、ふだん着物の範疇であればマナー違反とお叱りを受けるほどのことではないようで、それなら今年は草履とあわせて楽しんでもいいかなと。
ただ草履を履くなら素足でというわけにはいかないので(マナー以前に履きにくい=歩きにくいため)、当初はいつもの足袋を履くつもりだったのですが、私は新たにこちらを用意。
レース足袋です。
底は布地ですが…
表面は透け感があって涼しげなのです。
これなら夏という季節感にもそこまで違和感なく溶け込み、浴衣にも合わせやすく、「浴衣&草履」という本来ならミスマッチな印象を程よく緩和してくれる気もしました。
結局アイテム(レース足袋)が一つ増えているので下駄を買うという選択肢もあったかもしれませんが、せっかくなので下駄はゆっくり、自分に合うものと出会えるのを待とうと思います。
本日の猫。
秘技、ローリング握手。
今日もデスクワークしたり、夏の大掃除を進めたり…
慌ただしい中で、ちょこちょこ足元の猫に癒しを求めていました。
それが彼のお仕事です。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
こちらからお帰りいただけると、心の支えになります。
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