つげ櫛のお手入れと、使ってわかる気持ちよさ。

つげ櫛のお手入れと、使ってわかる気持ちよさ。

こんばんは、ヤマネコです。

念願のつげ櫛を手に入れて数ヶ月、ようやくお手入れらしいことを始めました。

受け継いだ「つげ櫛」

つげ櫛は以前から購入を希望していたもの。でも思いがけず祖母の遺品から受け継がせてもらえた、というのが昨年末の話です。

手に入れてすぐ、浮かれたまま使い始めてしまったのですが、そういえばお手入れもしなければ…というのをようやく実行に移せたのが先月半ば。

長くタンスの奥で保管されていたつげ櫛ですが、保管状態は悪くなかったのか譲り受けたときも汚れや傷みはほとんど感じませんでした。でも使われていなかった期間を考えれば、最初にお手入れしたほうがよかったのだと思います。それを反省しながらのスタート。

必要な椿油は、以前愛用していた「大島椿」を買いました。

つげ櫛のお手入れ

お手入れ方法といっても、こまめにしたほうがいいこと、年数回でいいこと、と様々。しかも製造元によって多少の違いがあるようでした。

基本のお手入れ方法

  • 使う油は椿油(或いはオリーブオイル)が適している。
  • 長期間使われていなかったものは、乾燥を緩和させたり汚れを落とすためにも椿油に浸して馴染ませる。
  • 2~3ヶ月ごとに刷毛や綿で椿油を塗布し、汚れを落とす。
  • 水洗いはしない(変形・傷みにつながる)。
  • お手入れと使用を繰り返すほどに、くしにも髪にも艶が出る。

定期的に櫛の汚れを取り除きつつ、椿油を塗る。時々浸す。
そういう感覚でよさそうでした。

私の手元に来てくれたつげ櫛は、お手入れが久しぶりなので「椿油に浸す」ところから始めることに。

[実践] 椿油に浸す

私はトレイにラップを敷いてそこに櫛を置き、椿油を垂らしました。

久しぶりに大島椿の瓶を買いましたが、昔のものよりドロッパーが使いやすくなった気が。液だれしにくいというか、以前使っていたボトルはすぐに口元がベタベタになってしまった記憶があるのですが、これはなんだか大丈夫そう。

そんなことに感心しつつ、油に浸した櫛はラップで包みました。

悩んだのはここから。

浸しておく時間は?

事前に様々なサイトでお手入れ方法をチェックしてみたところ、浸け置く時間が「数分」やら「三日」やら。あまりに開きがあるので、最初だし長いほうが効果があるのかな?と右往左往していたのですが、以前ブログ「ヨガとシンプルライフ」のみうさんが紹介されていた十三やさんのサイトに答えがありました。

そのまま、一晩おき、翌朝取り出して、ティッシュ等で油をふき取って使用します。写真の様につなぎ目の無い、かまぼこ型の櫛なら、2~3日油につけっぱなしでもかまいませんし、そのほうがよく油がしみ込み汚れが付着しにくくなります。
引用元:つげぐしQ&Aより

つなぎ目のないかまぼこ型の櫛、まさに私の手元にあるものなら数日間つけっぱなしでも問題ないのかなと。でも「つげ櫛で髪をとかすこと」は日課のようになっていたので、みうさんと同じく一晩で終えました。

その間の置き場所

オイルまみれの櫛をどこに置くか、少し迷ってここに盛ってきました。

先月、洗面台収納について記事にしましたが、収納品が減ってできた空きスペースはこういうときに有効活用できるのが便利。

椿油の瓶はこちら。

入浴後、濡髪に数滴馴染ませてからドライヤーをかけています。

[仕上げ] 拭き取りと乾燥

そしておよそ十時間後。

油から掬い上げたつげ櫛は、ウエスとキッチンペーパーを使いながら余分な油を取り除き、そのまま少し乾かしました。

という作業を終えたのは、バレンタインの頃。
それからも毎日、この櫛で髪をとかしています。

つげ櫛の使用感

長年、ブラシでなく「櫛で」髪をとかすことは難しいと思っていました。

以前使っていたのはプラスチックの櫛でしたが、一度で毛先までスッと通ったためしがなかったから。どこかで必ず引っ掛かり、短気ゆえの力業ですり抜けようとしたことが何度あったでしょうか…そうして折れた歯も数知れず。胸下くらいまであるロングヘアなので尚更かもしれません。となると当たり前のようにヘアブラシがメインになって、櫛は持たなくてもいいもののように感じていました。

でも最近、つげ櫛のおかげなのか、湯シャンによる髪質の変化なのか、根元から毛先までスーッと櫛が通ることが増えました。

これがもう、なんとも言えないくらいの爽快感。

毎朝ルーチンワークのように髪をとかすのですが、寝起きでも引っかからずに櫛が通ったとき、よしっ!という気持ちになります。

おわりに

髪の櫛どおりはだいぶよくなってきたけれど、もっと艶が出るのでは。もっとサラサラになるのでは。あと白髪がなくなればいい…(椿油は髪に直接栄養を与え白髪を減らす、かもしれない、と言われています)。

つげ櫛は濡れ髪に向かないため、ブラシも使い分け。

たくさんのトリートメントやお手入れはしないのに欲深い期待ですが、それを叶えてくれそうな雰囲気をまとうのが、つげ櫛とという道具なのでした。

 

本日の猫。

呼んでないのに乗っかってきた子。こうなるとしばらく動けないので、やることが残っているときにはちょっと困るのです。

でも惚れた弱みなので仕方がない。

そして自分も抱っこされたかったけど、出遅れた子…。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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