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14年目の照明、なくて正解だったもの。

こんばんは、ヤマネコです。

自宅の一室で在宅ワーカーをしています。

仕事はデスクワークで、一日の大半は机に向かう日々。そのスペースは書斎というよりコクピットと呼んだほうがしっくりくる狭さだけれど、居心地も使い勝手も理想的な環境になっています。

インテリアとしては事務用品なども多くおしゃれな職場というのは難しいのですが、十四年前に選んだ照明は今もすごくお気に入り。

スポットライトタイプの四灯シーリング照明です。

部屋が狭いので、天井照明も特定の場所をピンポイントで照らすもののほうが便利かなとこちらを選択。期待どおりの満足感につながりました。

 

じつはこの照明にはリモコンがありません。ちょっとレトロなプルスイッチタイプ。昔ながらのひも(チェーン)が照明本体から伸びています。

設備的に壁スイッチでオンオフはできますが、四つある電球の調整(二つ点ける、四つ点けるなど)はカチカチとチェーンを引いて変更させる仕組み。

  1. 四つ(全部)点灯
  2. 二つ(両端)点灯
  3. 二つ(中央)点灯
  4. 消灯

四回引くと真っ暗に。

壁スイッチを使う場合は点灯状態が維持されます。たとえば中央二灯が点灯した状態で壁スイッチで消灯させると、次につけたときも同じ中央二灯が点灯します。

私も毎日決まった状態で点灯させていたので、チェーン(プルスイッチ)での操作も設置以降はほとんどすることがありませんでした。

 

今時リモコンのない照明は不便かなと購入前に悩んだことを覚えています。でも当時の選択肢のなかからお手頃価格に惹かれてこちら選び、結果的に十年以上、一度もリモコンの必要性を感じることはありませんでした。

  • 部屋が狭く、操作する場合にもほとんど動かずにすむ。
  • そもそも点灯状態を(明るさや色なども)こまめに調整する必要がない。

こういう環境だとリモコンはなくてもよさそう。

むしろ、めったに使わないリモコンに関しては収納管理が面倒だったり、逆に本体での操作がしにくくなっていたりと不便なことも経験ずみ。「ないほうが便利」ということもあるのだな、と十年以上かけて学びました。

 

そして最近、少しだけ使い方も変えました。

スポットライトの向きを、十四年目にしてようやく変更したんです。

 

手狭な空間なので家具を大きく動かすにも限度があり、模様替えといっても小さな変化。そのため向きを変えられるスポットライトも常に同じ方向を照らす形で使い続けていました。掃除と電球交換以外の目的でさわった記憶もほとんどありません。

でも思い立って色々調整してみたところ、いきなり部屋の印象が明るくなってびっくり。十四年目にしてスポットライトを仕事部屋で使う便利さを再度実感できました。

 

電球交換も十年くらい前のこと。白熱灯(おそらく付属品)からLED電球にし、今もそのまま愛用中です。

照明本体に体感できるような劣化は一切ないし、昨今のLED電球の耐久性もしっかり実感できてありがたいばかり。リモコンなしの選択はコスト削減の意味も大きかったけれど、狭い仕事部屋の照明については最適解だったなと。

ここ数日、天井を見上げながらひっそりと満足感に浸っています。

 

本日の猫。

これはデスクワーク中、抱っこされにやってきた弟猫。この状態で寝ようとしています。
(赤いチェックは私のはんてんです)

片手を奪われたままでは作業がままならず、この後は交渉兼おやつタイムに入りました。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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