こんばんは、ヤマネコです。
本日8月1日は、水の日。季節的な理由もあり、ここ数年の私にとっては水について考える機会になっています。
わが家では2020年から蒸留水器を使っています。
- 過去記事:蒸留水器の3ヶ月レポ、まとめ。
浄水器ではなく、蒸留水器。できあがるのは特別美容健康に良い水というわけではありません。簡単にいえば、水道水を沸騰させ、湯気となった水滴を集めてつくる不純物ゼロのお水です。
飲み水としては多少のミネラル分が含まれているほうがおいしく感じるようなので、硬度ゼロが良いかどうかは使い道次第だと思っています。
私が蒸留水器を使い始めたのは、住んでいる地域の水道水の硬度がやや高めだったから。猫に飲ませるなら低硬度の水が望ましいため悩み始めたのがきっかけでした。
- 過去記事:ペットボトルの水、硬度の見直し。
当初は少しでも対策になればとペットボトルの水を取り入れましたが、継続していくことを決めたうえで費用を抑えたいと考えるようになり、蒸留水器に辿り着きました。
ただあまり一般的な機器でないためか、一台がなかなかの高額。私が選んだメーカーの品は三万円台。
しかも環境的にインターネットでのお取り扱い品しか選択肢がなく、使ったことも見たこともないものなのでとても悩みました。
またペットボトルの水と違い、元になる材料費(水道料)と、光熱費(電気代)が更にかかります。そういった計算も得意ではなかったので一か八かの気持ちになりつつ試してみることにしたのが四年前。
家電製品なので個体差や運もあると思うけれど、今も購入当初とまったく変わらない状態で使い続けることができています。またこの四年間で水道光熱費が跳ねあがったということもありません。
正確には電気代は大きく上がったけれど、これはここ数年の世情によるもので蒸留水器が原因ではないと思います。定期的にペットボトルの水を買い続けていれば三万円どころの費用ではなかったはずなので、元を取るという意味では十分な年月がすぎました。
私の使い方としては、深夜帯に蒸留しています。
- キッチンにて、就寝前に満水でセット(蒸留は数時間後に自動的に終了)。
- 起床後に蒸留水を猫たちの元へ届け、残ったら冷蔵保存へ。
- 空になった蒸留水器の内側を水ですすぎ、蓋(上部)を拭き、外したパッキンを乾燥させる。
これが毎朝の流れ。
蒸留中は室温が上がりやすいので、できれば人が不在の場所や時間帯に使用。冬場は加湿にもなるけれど、夏場は換気したほうが安心です。
また蒸留水器は自動的に停まるのですが、停止直後は部品や内部が熱した鍋のような状態なので、少しでも冷ましてから水の回収やお手入れをするのが安全だと思いました。
毎日のお手入れは簡単に洗う(すすぐ)だけ。本体内側にこびりついてしまうカルキは定期的にクエン酸水で除去しています。
日々のお手入れの際、本体底に残ったカルキの量を見ると蒸留水器の価値を再確認できます。
カルキというのはミネラル分で、目視できるのはそれが結晶化したもの。本来は口に入れても問題ないものであり、私自身はそのままの水道水を飲食にも使っています。
わが家の場合あくまでメインは猫の飲み水の硬度を下げることが目的なので、落としたカルキを目視できるというのはメリットなのだと思うようになりました。
購入前には本体費用や知識不足からの迷いもあったけれど、蒸留水器はやはり採用してよかったものの一つ。この物価高で若干値上がりしていますが、それはペットボトルを買っていても同じことなので、万が一壊れたときにはリピートするつもりでいます。
本日の猫。
どんなに気をつけていても病気になるときはなります。それは猫も人も同じこと。
リスクを下げるための対策として、飲み水から。今後も試行錯誤を続けます。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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