こんばんは、ヤマネコです。
新年早々、利き手に怪我をしていました。
※本文中で、女性の身体的なことについて触れています。
といってもそんなに大したものではなく、片腕が動かせなかったのは五日間ほど。ほどなく痛みも引いて、今は傷が消えるのを待っているところ…消えるといいのですが。
しばらくこんなスタイルでした。
動かすと痛いのは三角巾で吊る(固定する)とよいと言われたのですが、三角巾がなかったので手持ちのストール(無印良品・リネン製)の端を結んで。こんな使い方もできるんですね。
その間、着替えはなんとかできても和装は難しいし、ジョギングなら…と思ったけれど、揺れるだけで痛い有様。腕の傷よりも、新年早々ものごとが予定どおりに進まないことにジレンマを感じる日々を過ごしていました。
もともとパソコンのタイピングは片手でできるためブログ更新には支障がなかったのですが、やはり両手が使えないとスピードが出ない上、家事のハードルも少し上がったように感じました。
洗濯物も一枚ずつさばくこと(畳み出し)ができず、ピンチに吊るすのも大変。そこで初めて洗濯機で乾燥までしてみた結果、簡単ではあるのですが、やはり生地によってはアイロンが必要かな…という仕上がりでした。
そんなことを経験しながら、ふと気がつきました。
私はこれまで色んな道具に対し「多用途に使えること」を求めてきたけれど、自分の身体、とりわけ「利き手でないほうの腕」はサボらせ気味だったことに。
たとえば洗濯物を干すときも、いつもピンチをつまむのは利き手だったようで、逆でやってみようと思うと作業が遅い遅い。片手鍋を持ち上げるときも、水道のカランを回すときも、両手が空いていれば無意識に利き手を選んでいたことを再認識。
でもせっかく怪我をしたのだから、と思い、年明け直後の二週間ほど、自分の手(利き手も含め)に色々な挑戦をさせてみました。
- 細かいボタン(リモコン・電卓など)を操作する
- 洗濯用ピンチをつまむ
- ティーポットでお湯を注ぐ(コーヒーを淹れる)
- お米をとぐ
- 片手鍋を持ち上げる
- 包丁で切る
- はさみで切る
- キャットフード(ドライ)を掬う
- 猫のトイレ掃除をする
などなど。とにかく遭遇した場面で思いつく限りの作業に、いつもとは違う手を使ってみました。難なくできることもあれば、苦戦することも。
これは腕が動き始めてからも継続中なのですが、ポットでお湯を注ぐとか、カランを回すとか、そんなに難しくはなくても「微妙な加減」は慎重に行わないと安定しません。七草粥の七草を切るのも思っていたより時間がかかりました。
だからどうしても、慣れている手が優先されてしまう。
それは悪いことではないと思うのです。五体満足、少なくとも両腕あることが前提だけれど、利き手が得意なことは利き手に、逆もしかりで、それぞれに任せてもいい。包丁やはさみなどは、利き手でないと危なっかしいとも感じました。
ただそんなときに思い出したのが、利き手を酷使することで利き手側の筋肉が発達し(すぎて)、「利き手側の胸が小さくなる」という話。
恥ずかしながら、私がまさにそうなんです。
利き手側の、ブラのカップだけ余ってた…。
薄いパッドを使ってバランスをとるのです。
それを知ったのが、昨年あれこれ下着について調べていた頃の話。原因は利き手だけではないとのことですが、仕事柄ものすごく利き手を酷使している私としては、これが主な要因と思えてならないのです。
そんな心配(?)もありまして、今年の目標…というのとはちょっと違うかもしれませんが、まずは今年、両利きになります。
過去にも似たようなことにチャレンジしたことがありますが、いつも思いつきで始めて、いつの間にか忘れしまう…継続的に挑戦するのは初めてです。もともと楽器をやっていたおかげか両手の握力も大差ないので、できることは少なくないはず。
自分で持つ道具に対し多様性を求めるのと同時に、自分自身への多様性や可能性を探る。それを積極的にやっていきたいと思います。
いつもとは逆の手で紙を切る、箸を扱う、文字を書く。
ここからのスタート。
本日の猫。
寝たふりをしています。
寝たふりです。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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