こんばんは、ヤマネコです。
昨晩、今年のお盆を送り火でしめくくりました。
今年は少しイレギュラーに、お盆初日にあわせてご先祖さまをお迎えするための精霊馬(きゅうりの馬)をつくりました。本来なら同時に用意する精霊牛(なすの牛)は、お盆の最終日である昨日の朝に準備したもの。
こちらの精霊牛はご先祖さまを送り出すためにしつらえるという認識なので、それでもいいかなと。
そんなマイルールを取り入れられたのも、わが家のお仏壇が猫たちのためのもので、来客者の目につくことはほぼないという条件だからだと思います。よそのお宅でお手伝いをするときや、今後わが家で正式な法事を行うときなどは別の方法を取り入れる可能性が高いだろうなと。臨機応変に考えていきます。
特殊なマイルールでも取り入れてよかったなと思ったのは、今朝になってお仏壇を確認したら、供えてから二十四時間もたっていないはずの精霊牛がうなだれていたから。挿した竹ひごが傾く程度には果肉が傷んでしまったようで、倒れてこそいなかったもののかなりぐらついていました。
もともと準備していたなすが収穫直後の新鮮さではなかったことも原因といえそう。それでも二日目の朝でこの様子。お盆の期間ずっと飾るには更なる工夫が必要だったと思います。
とはいえ今朝の時点ではすでにお役目を終えた精霊牛、感謝しながら手放す工程へと移すことにしました。
こんなときのために常備するようになったのが、100円ショップの半紙です。
書道教室などで使っているものよりはだいぶ薄く、質も劣ると思います。
初心者の練習にと聞いたこともあり、使ってみたこともあるのですが、正直なところ本当の初心者には向かないように思いました。筆にとる墨が多いとこの薄さの紙は破けやすいし、筆との相性で書きにくいと感じることもあったから。多少は筆の扱いに慣れた人が能筆を目指す練習用にするのが理想的、というのが私の個人的な意見です。
とはいえ私がこの半紙を買った一番の理由は書道に使うためではありません。今回のように、大切なものを手放すときに使いたくて用意しました。
- お正月などの行事飾り
- 新品との入れ替えで不要となったお財布
- お役目を終えたお守り
こういったものを手放すとき、様々な方法があります。神社やお寺などで供養という形で対応していただいたり、どんど焼きなどの行事で焚き上げてもらったり。ただそこまでするほどではないと考えるときや状況的に難しいときなどは、和紙に包んで地域のごみに出すという方法も一案とのことでした。
私が常備している和紙といえば、茶道具の一つであるお懐紙。これまでこういうものを処分する際にもお懐紙を使うことがあったのですが、大きさやコストといった理由から別途100円の半紙を常備するようになったんです。
昨日は同じ方法を精霊馬でも行ったのですが、今回の精霊牛もこちらに包んで手放すことに。
脚にしていた竹ひごは抜いてから一緒に包みました。
とくに留め具を使うこともなく、ちょっと味気ないけれどこのままごみ収集日まで待機させます。
品質に関してもう一つあげておきますと、この100円の半紙はじっくり見ると紙の中に黒い点がちらほらと点在していました。
汚れがついたというよりは、加工前に白く脱色しきれないまま残った繊維の色のように思えます。ただわが家では主に前述のような用途で活用するので、この程度の色はまったく気になることもありません。
また手放す以外の用途でも時々役に立ってくれます。
- お菓子などを包んで分けるとき。
- 食器などの割れものを梱包するとき。
- 小さな和装具などを外出へと持ち出すとき。
かなり大きなものを包むときにはサイズが足らないけれど、多少の不足であれば半紙を二枚か三枚使えば補えます。それでも通常であれば、わが家だと年に十枚程度の消費量。費用についてはごくわずかで、心のわだかまりをできるだけ残さずに手放す道具として、これからの常備も続けようと思いました。
本日の猫は、昨日のつづき。
ひたすら遊んだ後で、お疲れモードの兄弟たち。
黄色い布(元ボレロ)は隠れたり引っ張ったりして遊ぶだけでなく、猫のお昼寝タイムの肌掛け(?)にもなってくれます。
しかし、このときは遊びすぎてかえって目が冴えてしまっているようでした。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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