こんばんは、ヤマネコです。
購入から六年目。一度も出番がなくてよかったと思うものが、防災用のヘルメットです。
所持品を見直し、使わないものをできるだけ減らす暮らしを続けていても、確実に例外となるものがある。その筆頭が防災用品や備蓄品で、ヘルメットもその一つです。
備えとして必要だと思うけれど、使わずにすめばいいと願うもの。
そんな条件だったからこそ、選んだのは「折りたたみ」。
最近は他社でも「折りたたみヘルメット」が扱われるようになりましたが、私がこれを選んだ当時はあまり選択肢がなかったように記憶しています。でも備えを始めるのが早いに越したことはなかったし、このヘルメットを選んだことにも大きな後悔はありません。
製造会社は、トーヨーセーフティー。ヘルメット以外にも保護メガネや防じんマスクなど、主に危険な作業をともなう現場や、防災にも役立つ製品をつくっている会社のようでした。
そしてこのヘルメット自体は厚生労働省保護帽規格「飛来・落下物用」国家検定合格品で、2013年のグッドデザイン賞受賞アイテム。
当時も、そんな会社のヘルメットなら安心だと思ったし、デザイン的にも気に入って決めました。
- 組み立て・折りたたみが簡単。
- 帽体の素材はPP+PE樹脂、帽体中央カバーはABS樹脂。
- 重さ430g。
- たたんだときの厚みは8cm。
- 収納袋つき。
他のもっと薄くたためる製品と比較すると「厚み8cm」はかさばるけれど、そのぶん成形したあとの見た目が、丸みのあるふつうのヘルメットに近いというのが特徴かなと思います。
たたんだ状態から組み立てるときは、出ているひもを引っ張るだけ。
ひもは簡易的にロックがかかる(ある程度引き出したひもは勝手に戻らない)けれど、先端を内側にひっかけておく仕様になっています。
ヘルメット本体に図解シールも貼られていました。
外では一度も使っていないのですが、シールのふちに変色が見られます。
この説明シール、私はもうほとんど見ないので貼りっぱなしにしておく必要性は低いようにも感じるのですが、使うのが私ではない(もしかしたら家族でもない)可能性も考えて残すことにしています。
付属の収納袋は、子どもが体操着を入れるような大きめの巾着袋なのですが、たたんだ状態でも、丸い状態でも、きちんと収まるサイズでした。
袋はなくてもいいかなと思ったけれど、置き場所によってはほこりよけになったり、ひっかけ収納ができたりするので重宝しています。
ありがたいことに、これまで一度も使う機会がなかった防災用品。それでも年に数回(最低でも3月と9月)は確認作業を続けています。
ヘルメットに関しても毎回開閉を試すのが習慣化。結果、ここ数年はその開閉や試着が楽になってきたのを感じるようになりました。私が慣れてきたのもありそうですが、バンド部分などの素材が馴染み、やわらかくなってきたようです。
当初はあごの部分など、すれて痛くなりそうだと感じていたベルトも今は気にならなくなりました。そういう意味でも、使いこむことって(年に数回開閉しているだけでも)大切だなと。
これからも末永く「使う機会が訪れないこと」を願いますが、それでも万が一のことを考えながら、点検作業は続けていこうと思っています。
- わが家の備え:BLOOM NO.100 防災用 折りたたみヘルメット1個 厚生労働省保護帽規格「飛来・落下物用」国家検定合格品トーヨーセフティ
- もっと薄くたためる後継品:BLOOM2 NO.101 防災用 折りたたみヘルメット1個 厚生労働省保護帽規格「飛来・落下物用」国家検定合格品トーヨーセフティ
※当時、実際に上記リンク先のお店で買いました。今も同じように扱われていて感激です。
本日の猫。
わが家のお風呂の蓋は二枚のプレートタイプで、いつも猫が寝そべる用に蓋の一枚(半分)は開けずに入浴しています。バスルームへの同行が当たり前になっている彼がいるから。
その彼、今日は蓋が二枚とも閉まっていた(開けられてしまう前だった)のがうれしい(?)らしい。
でも残念ながら、いつもとは違うほうの蓋を開けちゃいました。
そしてこの、がっかりした顔。
気落ちしている……ように見せながら、確実に、次のいたずらを思案している表情です。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
こちらからお帰りいただけると、心の支えになります。
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