こんばんは、ヤマネコです。
十年に一度の寒波到来のニュースに、わが家も戦々恐々としています。
とはいえ寒さ対策に関しては思いつく限りのことをすませており、既存の暖房器具の状態や灯油のストックを確認するのみ。あとは週末予定していた買い物や猫の通院を早めに終えておくといった対策をとりました。
防寒に関しては秋頃からちょっとずつ進めていたものを見直すだけですんでいるのだけれど、忘れがちだったのが低湿度に関することでした。
わが家には電気式の加湿器がありません。以前持っていたものはこまめなお手入れや、意外と高価なフィルターのランニングコストを考えて手放してしまいました。購入時には気づきにくいお手入れのこと、フィルター費用のこと、以前は快適さと天秤にかけて受け入れていたのだけれど、それらがなくなったことで肩の荷もおり、とてもすっきりしています。
それと前後するようにメインの暖房器具を石油ストーブにしました。エアコンを使うときほど湿度を下げず、ストーブ自体も加湿効果を発揮してくれるおかげで家の中でひどい乾燥を感じることはありません。
何を選んでもメリットやデメリットはつきものだけれど、色々と試してきた中で、私は今が一番楽。先々のことを考えると、灯油の調達や給油が大変になってきたら改めて見直せばいいのかな、というのが現時点の結論です。
そんなわけで防寒と加湿に関してはあわせてなんとかしていたつもりなのですが、問題が一ヶ所。それが猫たちの冬の居場所として、リビングに設置したテントの中でした。
- 過去記事:寒波のイブ、居間のテント。
私も時々猫たちと一緒にもぐりこんでみるのだけれど、本当にぬくぬくで心地よい場所になっています。ただ、なぜかとても乾燥を感じるんです。暖気を封じこめるという恩恵を受けつつ、加湿に関しては試行錯誤していました。
そんな中、今冬から使い始めたものがこのスタンド。
購入したのはおそらく十年以上前。これは百円ショップ手に入れたごみ袋スタンドです。
30リットルのごみ袋もかけられるくらい大きいのにとても軽く、折りたたむと省スペース。片手で持ち運べるし必要なときだけ取り出して使うという方法で長年重宝しています。百円で購入したものですが思いのほか丈夫で、以前よりは使用頻度は下がっているのに手放したいと思ったことがありません。
ごみ箱(ごみ袋スタンド)ではありますが、もともと大して汚れるような使い方はしておらず、丸洗いもできるのでそこまで不衛生な状態ではないかなと。そんなスタンドに濡らしたタオルをかけ、テントの中に設置することにしました。
洗濯物の室内干しに加湿効果を期待するのはよくある方法だと思います。雑菌の繁殖も心配になるので季節や環境にもよるけれど、冬のテントの中、毎日換気し、同時にタオルを交換するというルールであればいいかなと。
もとよりそれだけで加湿効果を得られるかの不安もあったけれど、結果、期待以上に静電気が減りました。
私もちょこちょこお邪魔するので、中に敷いた布団などとの摩擦でバチバチが減ったのを実感。意外だったのが、私がうっかりタオルを干し忘れたときや、かけたタオルが乾いて加湿効果がなくなったときなどは、猫たちがテントの外ですごすようになったんです。
やはり静電気は嫌だったんだなと。
とても申し訳なくなりつつ、こまめにタオルを交換する(あるいは濡らす)流れになることも多々。その後しばらくすると、皆テントの中に帰っていくので、尚更試してみてよかったと思うのでした。
このごみ袋スタンドへの満足度も増しました。
- テントの中にも設置しやすい高さ。
- タオルを広げてかけやすい(フェイスタオルにちょうどよい)。
- 軽いので、うっかり倒れても猫たちへの危険性が少ない。
もともとの使用感でも十分だったけれど、更なる可能性を感じました。
躯体が細いのでタオルが乾きやすいのが、メリットでもあり、デメリットでもあります。一日二度くらいはタオルを濡らす必要があるかなと。ただついでにテント内の換気もできるので、結果的に悪いことではありませんでした。
わが家では夜、家族全員が入浴し終えたタイミングで洗濯機を回すことも多く、その後は浴室干しが習慣となっています。ただ一部の衣類に関しては寝室に干して、微力ながら加湿対策をしています。それだけでも目覚めたときののどの渇き具合が変わるので、これも冬場は続けることに。
気軽に移動可能な物干しスタンドが、想定外の役割でも大活躍しています。
- 過去記事:驚きの軽さ、新しい室内用の物干し台。
- 過去記事:ネコと、2年目のパイプハンガー。
どうしても電気式の加湿器を置くことに抵抗を持っている(恥ずかしながら、お手入れが面倒くさい)ので、今は昔ながらの方法で。手持ちの道具も活用しながら工夫していくつもりです。
本日の猫も、昨晩のお風呂タイムから。
完全に自分の定位置だと思っている、お風呂終了後のバスタブの底。
ここでグルーミングや爪のセルフケアも行われています。
温度も湿度も、この時間帯のバスルームは一番快適なのかもしれません。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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