こんばんは、ヤマネコです。
7月7日、今日は七夕です。
同時に、竹・たけのこの日でもあると知ったのは数年前のことでした。七夕にちなんでいるのだと思います。
そんな竹を今夏は調湿剤としても取り入れることにしました。
小さな竹炭の雑貨を調湿や消臭の効果に期待して取り入れることは過去にもあったけれど、今回お取り寄せして手に入れたのは、およそ2kgの量。
といっても視覚的には家事などに使うバケツ一杯分くらいという感覚でした。これを自宅で小分けにし、湿気が気になる場所の調湿剤として使うことにしたんです。
調湿効果を期待しての竹炭は、以前から気になっていました。過去に使ったことがあるのは、靴箱のちょっとしたスペースに入れる程度の小さなパック。それなりに消臭、調湿の効果はあったと思うのだけれど、やはり激変を体感できるほどではありませんでした。
ただ押し入れやクローゼット、床下や室内丸ごと、そういう広範囲で活用している方の感想をたびたび見聞きする機会があり、わが家でも試してみたいとずっと思っていたんです。とくに狭いわりに書籍や書類で密度が高い仕事部屋で。先日もこの夏は除湿機と併用して色々試していると書いたけれど、この竹炭もその一環でした。
最初から不織布に入っているような、置くだけ、つるすだけでいいというものも検討したのですが、少し多めにほしいこともあり、多少手間がかかっても安いものをと選びました。といっても品質については袋入りでないものと同様だそう。そんな条件で購入したのが今回の竹炭。
写真のバケツはタブトラッグス(現在のレッドゴリラ)なので、竹炭の量が少なく見えるけれどそれなりの量。私が購入したものに関しては最初に洗ったほうが良いとの説明がありました。
洗剤はNGなので、ひたすら水洗い。あまり揺すったりごしごしこすったりするとどんどん欠けて流れていくように見えたので、まずはできるだけ丁寧に、一欠片ずつ流水で洗いました。
今回は写真をのせていませんが、流れる水は炭が溶けて真っ黒に。素手でふれたらやはり黒くなりそう。入っていた説明書ではゴム手袋の着用を推奨されており、それに倣って正解だったと思います。
また説明書には「とがった部分もあるので気をつけて」といった注意書きがあり、よく見る心配しすぎとも思える案内かな? と安易に受け止めていたのですが、今回の竹炭に限っていえば、本当に慎重な扱い方をしたほうが良いと思いました。うっかりすれば切り傷だらけになりそうな鋭利さを感じる部分も多く、洗うとき、干すとき、後で分けるときなども注意しながら扱いました。
そうして洗い終えたものは、できるだけ立てておくと水切れがよく、乾燥しやすいようでした。
最初は洗った後の竹炭を無造作にバケツに放っていたのですが、寝かせた状態のものがあると凹凸に水がたまるなどして乾かすのに時間がかかりました。後から位置を直すのにも怪我をしないよう要注意。最初からできるだけ立てておくのがよかったなと。
とはいえうまく水さえ切れれば、乾燥も早かったように思います。事前の処理も無事に終わらせることができました。
こうして処理を終えた竹炭は、かごや布袋などに詰め直して使います。私は手元にあった綿素材の袋を使うことに。
これはソープナッツが入っていた袋。わが家には同じものが何枚かあり、中身を使い切った後も袋だけはちょっとした収納に使っています。
鋭い角のある竹炭はこういった薄い生地に突き刺さり、破けてしまうことも考えられました。ただこちらは汚れや傷みを許容できる袋なので今回使い切るつもりで採用することに。
そして2kgの竹炭はこのサイズだと三袋分(袋一つにつき約700gの竹炭)になりそうです。
開封時は計量せずに作業を進めてしまったのだけれど、洗うことで少し量が減った(粉っぽい竹炭は流れてしまった)にもかかわらず、この袋に収める段階で2kg以上残っていて一安心。少し多めに入れてくださっていたのかな、と思うとありがたかったです。
また、布袋以外でも試してみたのが洗濯ネット。
これはすでにやめてしまったマグネシウム洗濯をしていたときに手に入れたネットです。内側のネットがとても細かいタイプ。その後も小物洗いに活用していたのだけれど、内側のワイヤーが変形してしまったことから処分予備軍になっており、今回竹炭を入れてみることに。
ただ、こちらはちょっと失敗でした。
竹炭の粉が小さな網目からぽろぽろこぼれてしまうんです。
もともとこういう心配があることは商品説明にも書かれており、これを防ぐためにも敷物(新聞紙など)を使うよう促されています。この洗濯ネット単体で使うのも難しそう。
とはいえひとまず見た目は気にしないことに決め、仕事部屋の隅っこに置いたりつるしたりしてみました。
この2kgの竹炭ですが、お値段はおよそ三千円。目安となる範囲は2kgで六畳ほどだそう。
実は消臭効果に関しては、長くて半年ほどしか続きません。なかなか購入に踏み切れなかったのもそれが理由でした。
ただよくよく考えてみたら、私が求めている効果は「消臭」よりも「調湿」のほう。より、湿気対策に使いたかったんです。この調湿性能については、天日干しなどの管理次第で半永久的な効果を期待できるそう。
説明のページに「交換目安が半年」といった具合に書かれていたのでその必要があると思いこんでいたのだけれど、求めている用途が湿気対策のほうであればそうはならないのだと気がつきました。お手入れ次第で末永く使えることにも期待して、ようやく試そうと決めたのでした。
そんな流れから手に入れて、設置から一ヶ月ちょっとたちました。正直なところ、入梅直前からのスタートで除湿機も併用していたため、特別な体感がまだありません。
ただ現段階での感想として、例年と比べて仕事部屋の湿度が上がりにくいのはたしか。今年は書類の量もやや増えているのに、と考えるとやはり竹炭効果でしょうか。梅雨が短かったおかげだとも考えられるため、夏の除湿機使用をしばらく休んで様子を見ようかな? と思い始めたところです。
六畳間分で三千円。除湿機の使用を減らせるのであれば電気代の節約にもなり、とてもありがたいこと。今夏は色々と試しつつ、満足できるようであれば追加購入を検討しています。
- 最初に洗う必要がありますが、自分で小分けなどをしつつ使えるお徳用タイプ:竹炭 2kg 日本製
- そのまま設置するだけの簡単タイプ:竹炭不織布袋入り 2.5L 日本製
不織布袋入りは粉砕してあるようなので正確な比較は難しいのですが、お徳用(2kg)のほうを砕いても2.5L以上は確実に入っているように思います。
本日の猫。
私がリビングで腰をおろした途端、各々の寝床から移動してきた猫たち。
私の動きを察して出て来てくれたのだと思うのですが、何気なく目を逸らすし、背中を向けます。
なかなかにずるくてかわいらしい、猫らしいところだなと思ってしまいました。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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