こんばんは、ヤマネコです。
年末年始と違い、お盆の間も変わらず掃除などは続けています。
この夏、ふと気づいて困ったのがスプレーボトルの液だれでした。
これは長年愛用している、食品用アルコール「パストリーゼ77」の専用ボトル。
サイズの違うものをいくつか愛用しているのですが、そのいくつかが液だれするようになってしまいました。
長く使っていればボトルの劣化はするもの。とくにスプレーボトルはそういうことも多く、定期的な買い替えも必然的。わが家でも最初に購入したものはもう手元にありません。
最初は今回液だれし始めたものもそろそろ買い替え時なのかなと思ったのですが、ふと別の可能性に気がつきました。それは今年がすごく暑い夏であること。毎年暑い暑いとは言っているけれど、今年は深夜や朝方ですら涼しいと感じられない日が多いような気がします。午前中の早い時間帯からエアコンがフル稼働。
とはいえ全室でエアコンをつけているわけではないので、どうしても暑くなる部屋はありました。たとえば脱衣室やキッチン。わが家では猫の安全性を考えてリビングとそれらの水回りは仕切れるような間取りになっており、エアコンも別。加えて、常に人がいるわけではないキッチンダイニングでエアコンを使う日は稀です。窓を開けて換気はしているけれど、それでも風が弱く、こもるような空気に熱を感じる日も多い夏。
アルコールスプレーは日々こまめに使うため、これらのボトルはそんな場所にも置いていました。液だれしていたのも、それらの場所に常備していたボトルです。
液体といえば、加熱することで体積が増える熱膨張を起こします。その膨張率は、水よりもアルコールのほうが高いもの。
スプレーボトルは中の管にも常に液体が満ちていて、それが気温(気圧)の変化で膨張し、ボトルの中に落ちるのではなく、噴出口のほうに押し出され、液だれを起こしている可能性が高いように思いました。
そういえば浴室乾燥機(あるいは浴室暖房)を使うと、そこに置いているシャンプーボトルなどが液だれするトラブルを調べたことがありました。理由は同じく、熱膨張だそう。その対策はいくつかあります。
- 影響を受けない場所(脱衣室など)にボトルの定位置を移動させる。
- ボトルの蓋をゆるめて空気の逃げ道をつくる。
- 影響を受けにくい容器に入れ替える。
などなど。でも今回取り入れるには少し難しい方法かなと。
シャンプーボトルは使うタイミングが限定されているので、必要に応じて持ちこめばいいと思います。ただアルコールのスプレーボトルはこまめに使いたいがために家のあちこちに配備していました。この対策法は理想的とはいえません。
また置いたまま活用できるポンプ式のボトルと違い、毎回持ち上げる必要のあるスプレーボトルの蓋をゆるめておくのにも不安がありました。
そして衛生面を優先させたいアルコールの専用ボトル。わが家では複数常備したいのでコストの問題もあり、できればこのまま使いたい。
そんな理由から他の対策を検討する必要があり、しばらく悩んでいました。
結果、液だれは夏の間だけなのだろうと割り切って、ある程度受け入れることにしたんです。
そこで受け皿を使うことに。
これは別の用途で所持していた100円ショップのトレイ。猫の飲み水用のうつわ受けにしているものと同じシリーズのアイテムです。
表面に溝があるため、のせたものの底が部分的に浮くのを気に入って選びました。洗った食器などの水切りにも便利なのですが、こうしてしばらく置きっぱなしにする液体容器をのせておくのにも最適です。
受け皿の追加に加え、設置する部屋は変わらないものの、やや日陰に移すなどの対策を取り入れることに。
もともと日向は避けていたけれど、もう少し冷暗所に近い場所へと移動させるよう見直しました。こまめに使いたいものは収納棚の中に入れてしまうよりも出しっぱなしが理想なので、少し悩みつつ考えます。
立秋をすぎたとはいえ、まだまだ八月半ば。これからも暑い日は続きそうです。スプレーボトルの液だれも100%は防げないかなと。
ただ理由に思い至ったおかげで多少の対策はとりやすくなり、ひとまず買い直す必要性も見送れたので、もう少し様子を見ながら涼しい季節を待とうと思います。
本日の猫。
私が玄関の靴箱整理をしている間、近くをぐるぐる回っていた弟猫。突然インターホンが鳴って、全速力で逃げていく。今日はそんな日でした。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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