こんばんは、ヤマネコです。
日に何度か行う「注ぐ」という動作について、思い出したことがありました。
お気に入りのアルコールスプレー、パストリーゼには詰め替え前提で使う大容量タイプ(5L/17.2L)が市販されているのですが、5Lボトルに付属している注ぎ口がとても優秀です。
すごく注ぎやすい。
ごくシンプルなデザインなのですが、それも含めていいなって。
身の回りで「注ぐ」が必要な液体容器の多くにはこういう工夫がされており、意識してみると各メーカーさんの配慮が伺えます。注ぎ口つきタイプの鍋や計量カップもそうだし、液体調味料などもそう。よくよく考えれば、牛乳パックも秀逸だと思う。
紙パック入りドリンクにも色々ありますが、今夏リピートをくり返しているのがカルピス。
- 過去記事:カルピス常備の、夏じたく。
- 過去記事:カルピスの冷凍、もう一つの方法。
これを注ぎながら、思い出したんです。
あ、ちがうな、って。
ふかんすると正方形に近い紙パック。その端に寄っている注ぎ口を「上」にして傾けたほうが注ぎやすいのでした。
この方法はパックの中身が「半分くらいに減るまで」使えます。
- 開封直後からしばらくは、注ぎ口を上に。
- だいぶ減ってきた頃から、注ぎ口を下に。
中身を注ぐとき、出てくる液体の代わりに、ボトルの中に空気が入ります。でも最初から注ぎ口を下にすると空気の通り道をふさいでしまい、脈打つように液体が出てきたり、ゴボッとかたまりのような勢いで飛び出してきたり。自分では効率的だと思っていた方法(最初から注ぎ口を下にすること)は、かえって難易度が高かったようです。
だから開封直後の注ぎ口は、上。
実はこのアイデア、通りすがりの知らない男性(父親世代?)に教えていただきました。
出先で「一斗缶から小さなボトルに液体を移し替える」という作業をしたことがあるのですが、まさに注ぎ口を下のまま缶を傾けたら「違うだろ!」と若干怒ったような声がかかったんです。
周囲には友人たちもいたのですが、その場の誰も顔見知りではなさそうな男性が「逆だ逆だ」と詰め寄ってくる。私も含めて、みんな何を言われているかのわからずに固まっていたのですが、逆だったのは注ぎ口でした。
知らない人にいきなり怒られ(?)ぽかんとしてしまったけれど、ようやく納得。口々にお礼を言ったら「よし!」と応え、立ち去ってしまいました。嵐のようなヒーローでした。
そんな経緯で会得したアイデア。それが「カルピスの紙パック」にも応用できることに、最近やっと気がつきました。
中の残量が多いときほど、これが楽。ゴボッと勢いよく出てきて慌てることもありません。
向きの変えられない注ぎ口がある場合(牛乳パックなど)には使えないけれど、カルピスの紙パックと同じような形状のボトルや、一斗缶には応用可能。最近はあまり買わなくなってしまったけれど、1Lの豆乳なども同じようなしくみの注ぎ口だったので使えるはず。
本当にちょっとしたことですが、道具いらずで楽になるなら私は取り入れていきたいなと。
どこのどなたか知るすべがありませんが、改めてあのときの男性に感謝です。
カルピスは業務用をまとめ買いして、友人たちに分けました。
本日の猫。
これは猫が吸いこまれるばけつです。
(これができるからタブトラッグスも手放せない)
自発的にイン。
下のすき間から外を偵察。
出るのも自由です。
ばけつの中はみんな好きなようですが、最近すぐに出てきてしまうのは暑さのせいでしょうか。冬になったら再びネコハウスとして使ってもらえるかもしれません。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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