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戻ってきた袖で、大掃除の準備。

こんばんは、ヤマネコです。

以前、一度手放した衣類がまとめて戻ってきました。

ただし、ほとんど袖だけです。

 

どれもこれも見覚えのある生地。ここ数年で私が着ていたワンピースの一部分だったものですが、衣替えで手放すときにただ処分するのではなく、布ぞうり職人の友人に、素材となる「古布」として譲渡したものでした。

私が選ぶワンピースは「綿」や「シンプルなデザイン」が多いことから、これを裂いてぞうりの素材とするのに適しているのだそう。もともと傷みのある古着はウエスにし、掃除で使い切っていたけれど、ぞうりとして再び日の目を見るなんてすてきだと思い、できるだけ提供するようになりました。

ただ袖や襟、ポケットなど、継ぎ目が多かったり、大きく生地がとれなかったりする部分は使うのは難しい(手間が増えるため実用的ではない)のだとか。それならわが家でウエスにしたいとお願いし、返していただくことになりました。

袖の下にある生地は昨年着ていたフィッシュテールワンピースの前身頃。この部分は生地が重なるようにやや複雑なデザインだったため、同じ理由で返却組に入っています。

 

通常、ウエスは裂いてつくっています(この方法を教えてくれたのが、件のぞうり職人です)。ただ私にとっても袖を裂くのはかえって手間がかかるように思えたので、今回ははさみでざくざくと切りました。

ついでに家族全員分のクローゼットも見回して、靴下やインナー(タンクトップなど)を回収。

まとめてウエスにしています。これで掃除がはかどりそう(?)です。

 

それから石油ストーブに火を入れるようになって頻繁につくっている、焼き芋。

濡らした紙とアルミ箔で包んでストーブの上にのせておくだけの簡単おやつなのですが、毎年このアルミ箔ももったいないので、使用後も丁寧にはがすようにし、細切れになるまで使いまわしています。

そして最後はIHコンロのお掃除に。

重曹を振って、水を垂らして、軽く握りつぶしたアルミ箔でくるくるとこするだけ。同じ用途でラップを使うこともあるけれど、いずれにしても「使用ずみ」を再利用しています。

 

掃除って「やらなきゃ」と思ってもなかなか重い腰が上がらないのですが、道具がそろってさえいれば「さっと拭いちゃえ」と思えました。一分でも、十秒でも、自分にあった高さのハードルが跳べる。もともと捨てるものが活用できるなら尚更気が楽になります。

ここ数年は私にとっての「古着をウエスに」の流れが少し変わっているけれど、戻ってきた「袖」の活用は、まさに使い切った気分でうれしくなりました。

 

本日の猫。

今日も入っちゃった。

また三寒四温のリズムなのか、日中のあたたかさにホッとします。

ただ、夜の冷えこみがないわけじゃないからね……。

相変わらず風邪をひかせてしまう心配をしながら、楽しそうな彼をなかなか止めることができずにいます。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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