こんばんは、ヤマネコです。
食器洗いのメインを「スポンジ」から「たわし」に移して、六年目になりました。
愛用しているのは縦長の棒たわし、素材は棕櫚(しゅろ)です。別途食洗機があることも幸いし、スポンジと併用ではなく、たわしだけを使用中。
- 深めのコップなども洗いやすい。
- 使用中も手に水や洗剤がかかりにくく、手荒れ防止になる。
- 受け皿やフックなどがなくても、立てて管理できる。
- 雑巾をしぼる(ねじるより握る)感覚で水切りができる。
- 洗剤と組み合わせて使える(泡立ちはイマイチ)。
- たわし丸ごと熱湯消毒(低頻度であれば煮沸消毒)ができる。
私としてはスポンジやドーナツ型のたわしよりも使いやすくて、とてもお気に入りです。
ただし、ちょっとお高いのが玉にキズ。
棕櫚以外の素材、あるいは棒たわしでなければもう少しお手頃価格帯が多い印象なのですが、いくつか使ってみて「これがいい!」と思ったものが意外と高くて、一本千円強です。
実は購入当時は500円ほどで見つけたおかげで試すきっかけを得られたのですが、その後どんどん値上げ。たわしが千円以上というのは、私にしてみればものすごく高級品というイメージでした。
追加は無理だなとあきらめつつあったのですが、使い続けているうちに「長持ち」という利点に気づきました。私が使っていたスポンジより、このたわしはずっと長持ちだなと。
スポンジのお値段もピンキリだけれど、月割りで平均すると数十円から百円くらいだったように思います。そこに「使える期間」を加味して比べてみると、たわしが極端に高価なわけではないなと思えるようになったんです。
どのくらい長持ちするかといえば、小家族の食器洗いに限定した場合なら三年くらいは余裕かなと。使い方によって短命になる可能性も否定はできませんが、もっと長持ちする期待値も十分にあると思えました。
最初の数年はそれがわからなくて、早めに交換したほうが衛生的かな? という判断でした。長くても二年程度で新しいものと入れ替えて、初代はそのまま掃除などに用途を変えて使っていたんです。その一本目と二本目が、今も現役。むしろ掃除用にしてからのほうがハードに使っているのにまだまだひどい劣化はなく、キッチンでの世代交代が早すぎたように思っています。
紆余曲折を経て六年目の今、食器洗いに使っている棕櫚たわしは三代目。それが大体三年目でまだ現役、単純計算でも二年で一本ペースです。私の見極めが甘かったせいでもったいないことをしてしまった気もするけれど、本当なら更に長く使えるはず、それなら一本千円の価値はある、と考えられるようになりました。
(正確には四本目なのですが、一本初期不良品があったため数に入れていません※使用開始直後に針金がはずれ、ほつれてしまった)
ただその三代目、ここ半年ほどで、とうとう見た目の変化を感じ始めています。
黒っぽくつやがあるのは濡れているからなのですが、明らかに左右(上下)のはけ部分の長さが変わってしまいました(最初は同じでした)。
実は「立てておく」という管理方法をとっているので、食器洗いの際はいつも同じ面を使いがち。そのせいで片側ばかりが削れていったみたいです。うすうす気づいてはいたけれど、ここまで顕著な違いが出るとは思っておらず放置していたため、再び意識したときはびっくりでした。
ただ食器洗いに不便かといえば全然そんなことはないし、なんなら逆さまにすればもう三年は使えるんじゃないかとまで思えてしまいます。そのくらい他の劣化は感じないんです。
新品時(上の写真)と比べると少し感覚は変わっていますが、それが使いにくさにつながることはありませんでした。
お手入れに関しては何度か煮沸もしていますが、頻繁に行うと棕櫚の油分が抜けてしまうとのことで、ふだんは熱湯をかけるだけにしています。あとは時々天日干し。
またいつもなら交換ペースを決めておきたいと思うところを、さすがに年単位の劣化ペース(使用状況)は読めないため、目視でその都度考えていこうと思うようになりました。
そしてわが家では、三代目のたわしが三年目。長さの変化から少しアンバランスにはなったけれど、いずれ「使い切った」と実感できるそのときまで活躍してもらえたらと思っています。
本日の猫。
今日の関東はちょっと寒かった気がするのですが……
マイペースな兄猫はひんやりプレートの上でのんびり。
毛皮もあるし、ちょうどよい涼しさだったのかもしれません。
ただ、暑さはまた戻ってきそう。梅雨の間はいつも以上に寒暖の変化に気をつけなければと思っています。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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