こんばんは、ヤマネコです。
少し前のことなのですが、インターネット通販で手に入れたものに少しがっかりしました。
購入したのは「かんざし」です。
もともとの愛用品と同じものを買いました。
二本同時に使いたいとか予備を持ちたいといった理由ではなく、最初の一本を折ってしまい、買い直しをしたんです。
完全に先端がぽっきり。見えにくいかもしれませんが、接着剤で留めてあります。
実は折ってしまったのは春先のことで、しばらくはこんな応急処置で使い続けていました。ところがその亀裂に髪の毛が入りこんで絡まったり、その拍子に再び分離してしまったりとトラブル続きで、とうとう買い直すことにしたんです。
今の私はロングヘア。そして季節は夏。私にとってはかんざしが一番簡単に髪をまとめあげられる、更には涼しさも得られるアイテムでした。
そんなかんざしの中にも様々なデザインが存在し、どうせならと心機一転の形状をとちょっと検討はしたものの、最終的には同じものを買い直すことに。木製の黒(黒檀)、シンプルなつくり(彫りが少ない)、かといってお箸よりも少しデザイン性のあるもの、などの条件に適いつつ、あとはもう感覚で。
購入は一本目からネット通販だっため、過去の注文履歴をさかのぼり同じものを買いました。最初のかんざしにとても満足していたこともあり、同じものがほしかったんです。
とはいえ木製品。自然素材を削り出してつくっているものだとは承知していたため、多少の違いはあることを想像していました。
ただ届いたものは、その想像以上に違うものという印象だったんです。
枝の股部分が丸い。
枝の先端がとがっている。
削り(感触)が粗い。
細かいことをネチネチと言ってしまうのですが、見ても、さわっても、ああ違うなと。髪がひっかかるような部分はないけれど、枝分かれした先端はふれるたびにざらっとする感触で、旧品とはだいぶ異なっていました。
これがずっと残念で。
買い直そうかとも思ったのですが、ブランド品やメーカー品というわけではないので、個体差があるのは明らか。ネット注文なので選んでお願いすることも難しいため、今回は受け入れることにしました。
それでもしょっちゅう目に入るものなら気になって仕方がなかったかもしれないのですが、ものはかんざし。
- 装着中は私の視界に入らない。
- かんざしとしての使用感は申し分ない(旧品と変わらない)。
- 黒髪に黒いかんざしを使っているため、微細な変化には周囲があまり気づかない。
かんざしを使い始めた当初は、家族や友人たちがじっくり見てくれることもありました。でももう身近な人たちがそう驚いて観察することはありません。逆にそこまで近しい人でなければ、かんざしについてちょっと話題に上がるくらいのことはあっても、私の頭部をじっくり見られることはなさそう。
そもそも、あくまで旧品との差異に対して私が気になっているだけのこと。新たに手に入れたものが恥ずかしい状態というわけではないので、あまり気にせず使い始めて数ヶ月がたちました。
実をいえば、当初「これじゃない」とがっかりしてしまった新しいかんざしに対し、今は不思議と愛着を持つようになりました。
そもそも比較対象があったから違和感を持ったけれど、最初の一本がこれだったら細部も気にならなかったと思うのです。小枝のような形状が、とてもかわいいと思うから。
残念に思う気持ちからブログに書くか迷っていたのですが、今は新しい一本も大事に長く使っていけたらと思っています。
本日の猫。
今日は少しだけ涼しい日だったから、でしょうか?
いつになく甘えん坊になっていた兄猫でした。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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