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ローリングサンダーと、ネコ。

こんばんは、ヤマネコです。

まさか今の自分が、こんなに楽しさを体感できるようになるとは思わなかった、そんなおもちゃがわが家にやってきました。

商品名は、ローリングサンダー。

オフロード車タイプのラジコンです。

諸事情あって、夏頃からラジコンを探していました。最初に注文したものは初期不良で動かず返品。次に選んだこちらは無事に使い始めることができ、それがとても面白くて一日十分程度ですが毎日のように遊ぶようになりました。

正直この年齢まで一度も強い興味を持ったことがないものだったので自分でもびっくりなのですが、本当に楽しい。対象年齢は六歳からということで、素人にも扱いやすいという点がよかったのかもしれません。

 

必要なものはほとんど付属。

コントローラー用の単三乾電池だけが別売りで、二本用意が必要。本体とコントローラーはそれぞれのスイッチを入れるだけでペアリングでき、無線で動かす上でも難しいことはありませんでした(最初に不具合で返品したものは、このペアリングがうまくいかなかった他社製品でした)。

ちょっと驚いたのは、バッテリーを収める場所が必ずネジ固定の仕様になっていたこと。少し華奢ではありますが、プラスドライバーまでついていたのはこのためでした。

対象年齢を考えると、電池の誤食を防ぐためなのかなと。あとはラジコン本体が激しく動くので、途中の衝撃で蓋などが開かないようにする目的もあるのかな? と想像しています。

ただ本体のバッテリーは充電式。蓋を開けないとその充電自体ができません。

  • 充電時間:約2.5時間
  • 稼働時間:約15分(実際には初期電池でももう少し長く動きます)

充電時間の長さは仕方がないとしても、15分しか使えないので高頻度での開閉が必要。となると毎回ネジ固定するのはどうにも手間に思えて仕方がありません。

先にも書いたとおり衝撃で蓋が開いてしまう可能性もあるのだけれど、結局は自己責任でネジ固定をやめました。二週間ほど、ほぼ毎日なかなかに酷使していますが、幸い今のところトラブルなしで使えています。

 

ラジコンといっても本当に様々な種類がありました。私は本格的なものを求めていたわけではないので、できれば子どもにも使えるくらい簡単なものがいいなと。「六歳以上」というのも理想に適っていました。

そのおかげでもあるのか、ちょっとした部分に嬉しい配慮があります。たとえばタイヤがやわらかいこと。

空気が抜けているわけではなくて、この状態でしっかり走ります。私が思っていたより速く走るラジコンだったのですが、このタイヤなら壁にぶつかっても傷つきにくくて安心でした。

ただ家具の脚や角には、タイヤではなく本体がぶつかってしまうこともあります。タイヤは万が一ぶつかったときの備えという認識で、基本的にはぶつからないよう走らせるのが無難なようです。

一番感動したのは、このラジコンに上下(裏表?)がないこと。正確にいえばあるのだろうと思うのですが、なんとひっくり返してもそのまま走行が可能なんです。

使い始めた最初の数日は壁を避けられずに体当たりさせてしまうことも多かったのですが、ぶつかってひっくり返ってしまった車もそのまま走る。わざわざ車を助けに行く必要がなく、ずっと同じ場所に座りこんだままコントローラーだけの操作で楽しめました。

 

とはいえ、とにかく、完全に初めてのラジコンなので最初はおっかなびっくり。でも最近ではスピード感や操作にもだいぶ慣れてきて、これが本当に楽しい。

コントローラーのレバーも二つ(左右の青い部分)しかないため扱い自体が簡単で、前進、後退、左右それぞれへの旋回など、徐々に直観的な操作で動かせるようになってきました。長らくさわっていないのですが、テレビゲームのコントローラーと同じような感覚なのかもしれません。

ただそれよりは単純な動作で、目もあまり疲れない。気軽に「ラジコンで遊んでみたい」という感覚の私にはぴったりのものだったように思います。

 

実は仕事でほんの少しだけ「ラジコンの知識」が必要になったことが、今回のきっかけの一つ。ただわざわざ買わなくてもよさそうな内容だったので、購入したのは完全に趣味です。

そういえば大人になってから「なつかしいおもちゃ」に手を出すことはあったけれど、自分のために「使った経験のないおもちゃ」を買うという発想を持つことはほとんどなかったなと。家族構成によっては違ったのだろうけれど、少なくとも私の人生で手にする機会はないとどこかで考えていたもの。でも本当に楽しみたいなら自分で買ってもいいものでした。

ラジコンは自分でもまさかの選択でしたが、私にとってはある意味でちょっとした贅沢な遊び。耐久性については追々の確認が必要ですが、しばらく楽しませてもらいます。

 

 

本日の猫は、壁(テント)にのりあげてしまったラジコンを助けに走る(?)弟猫。本来なら助けは必要ないのですが、せっかくなので見守りました。

実をいえば、猫がラジコンを追いかけたりするかもしれない? そうなったらとても楽しいしかわいい! という期待もあって買ったんです。

結論からいえば、床を走り回るラジコンを、猫たちは家具などの上から黙って見下ろしている日々……思惑どおりにはいかなかったけれど、いつかともに遊べる日を心待ちにしながら、今は一人でのラジコンタイムを楽しんでいます。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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