こんばんは、ヤマネコです。
節分を終え本日は立春。暦の上では春になりました。
節分の前日には太巻きの材料とあわせて食材の買い出しに出かけました。そして、ここ数ヶ月は買うことのなかったきゅうりの値上げを体感。お店によってはどこにもない。ニュースサイトなどで情報は見かけていたけれど、この季節にきゅうりを買うことがあまりなかったので価格の変化をようやく理解しました。
今の季節のきゅうりは基本的にハウス栽培とはいえ、今年の厳寒により育ちが悪くなっているのだとか。光熱費や輸送費の高騰も影響が大きいことを考えれば状況には納得せざるをえません。
今年の太巻きにきゅうりを入れるのはあきらめようかなと思ったところ、二軒目のスーパーで発見。一本85円でした。
夏場、産直市場などで数本入ったきゅうりを100円で買っていたので、これは高いなと。とはいえせっかくなので一本買って帰ることに。
コロナ禍なのでできる限り買わない野菜をさわらないように、と意識しながらの吟味。
- 表面の凹凸が(ある品種は)ごつごつしていること。
- 形を問わず、一本の太さが均一なこと。
- (今回は太巻き用なので)まっすぐなこと。
重さは見ただけでは判断しきれないので今回はとくに確認せず。とはいえぱっと見ではどれも質の良いきゅうりのようです。
そんなふうに箱の中を眺めつつ、ふと、こんなふうにきゅうり一本をしっかり選んだのは初めてかもしれないと気がつきました。
いつもの私は袋に数本入っているきゅうりを買っています。傷む前に食べきれることが前提だし、そのほうがお得だから。
袋売りのきゅうりも選択肢があれば多少はチェックポイントを並べて確認してみるけれど、大抵は各袋にバランスよく振り分けられているので、どれを選んでもさほど変わり映えがないように思っていました。
太めと細め。
直線と曲線。
(これは昨夏の購入品です)
チェーン店のスーパーだと更に見た目がきれいな野菜が多いものの、よく利用する産直市場では見た目がイマイチでも新鮮な品が並ぶのは日常的。マイナスポイントは価格にも反映されているのがかえってありがたく、やはりどれを選んでも損をするとは感じません。
良くも悪くも、適当に選んだとしても問題はなかったんだなと。
今回の価格高騰は家計に響く大変な事態ではありますが、私にとっては一本のきゅうりを丁寧に選べる貴重な機会になりました。
そう書くと大袈裟で、ただの経験不足の補完です。それでも様々なものが値上がりしている現状自体は個人でどうにかできることでもないため、目利きの力をみがく機会、一つのものごとをじっくり考えるチャンスだと思いながらすごしていこうと思います。
その買い出しの往復は徒歩なので、こんな出会いもありました。
わが家の近くでも咲き始めた梅。これが晩冬の光景だと思えば、春は近いのかもしれません。
本日の猫。
見上げると猫。
どこを向いても猫なハウスです。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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