こんばんは、ヤマネコです。
最初の一つがなんだったか? は思い出せないくらい長い間、シリコン素材(シリコンゴム)のお世話になってきました。
熱にも強く、滑り止め効果も発揮し、扱いが楽。他にも利点は数えきれないほどあって、わが家でもキッチンツール、収納グッズ、仕事道具など、あらゆる場面で活躍する素材。
樹脂ではあるものの耐久性が高いおかげでそう簡単にはごみも増えず、何かと手に取る機会が増え続けています。
長年愛用する中で経験したトラブルといえば、素材がやわらかいため刃物との接触で傷がついてしまうことでした。刃物との相性については気をつけるほかないのですが、それ以外の経年劣化というのはあまり感じずにすんでいます。とても丈夫な素材だなと。
ただ一つの問題、変色を除けば。
これはマグカップなどにかぶせて使うシリコンの蓋です。色違いではなく、もとはどちらも同じ色。でも片方は黄ばんでしまいました。
黄ばみの理由はおそらく熱。実は真っ白を保っている蓋はずっと手洗いで、黄ばんでしまったほうは食洗機で洗い続けてきたんです。たまたま家族と扱い方(洗い方)が違ったために浮き彫りとなった変化でした。
茶渋がついたようなまだらな変色ではなく、全体的に黄ばんでしまったもの。もうこれは素材自体の変色で仕方がないものかと思っていたのですが、最近になって酸素系漂白剤(粉末)でリセットできると聞いて試してみることにしました。
方法は、ぬるま湯に酸素系漂白剤を溶かして(今回は1Lのお湯に対し小さじ1くらいにしました)、シリコンアイテムを浸しておくだけ。タオル類を漂白するときにも酸素系漂白剤を使うことがあるので常備しているのですが、今回の手順もその漂白方法とほとんど変わりません。
そして一晩おいてみました。
結果、たしかに白くなっています!
ただ並べるとまだ黄ばみがわかるなと。あともう少し白くしたいと思い、新たに酸素系漂白剤をお湯に溶かし更に一晩浸けおきました。
そして三日目。ほとんど遜色なく、真っ白にリセットできました。
シリコンに限らず、ゴムのような素材の黄ばみはあきらめていたんです。というのも以前に塩素系漂白剤でもリセットを試みたことがあり、そのときはまったく変化を感じられなかったからでした。
酸素系と塩素系。漂白剤にもそれぞれ特性があることはぼんやり理解しているけれど、シリコンには酸素系の漂白剤がこんなにも効果があったんだなとびっくり。
シリコン製品は身の回りに本当にたくさんあり、今後も何かと買い足すことがあるだろう素材。でも白は変色するイメージがつきつつあったのですが、こうしてリセットできるなら一安心。この知識はこれからも日常的に役立てていきたいと思います。
本日の猫。
彼が寝そべっているのは、私の仕事机の上。
私と、一日の大半向き合っている書類との間に、彼のベッドがあります。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
こちらからお帰りいただけると、心の支えになります。
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