こんばんは、ヤマネコです。
数年前に、100円ショップでプラスチック製のスプーンを買いました。
もともとわが家のメインカトラリーは、ステンレス製か木製。プラスチックを取り入れたのはキャットフードの缶詰を扱いやすくすることが目的でした。
- 過去記事:100円スプーンで、缶詰問題を解決。
最初に購入したこちらは求めていたものとは少し違ったため、別の用途で使うことに。本来はアイスクリームスプーンのようだけれど、わが家では粉末の調味料やサプリメントの容器の中に入れっぱなしにしておくなど、サイズ感やシンプルさを活かす場面で活躍してくれていたんです。
ところが最近になって、このプラスチックスプーンの劣化に気がつきました。
よく見ると傷だらけ。
比較的無事なもの(右)と並べてみると一目瞭然。全面的な傷で光沢が消え、先端は毛羽立つような状態に。
上の二本のスプーン、使用頻度については大した差はなかったはず。ただ用途が少し異なり、さらっとした粉末に挿しておいたスプーンは無事だったのに対し、傷だらけになってしまったほうは岩塩やグラノーラなど、ごつごつした食品の容器に入れていたんです。使用時のことを考えれば理由にも納得できたけれど、一年ほどでこんなに傷だらけになってしまうんだなと驚きました。
プラスチックのスプーンといっても、こちらは使い捨てではない感覚で愛用しています。軽いぶん持ち運びやすかったり、握力が弱い人にも負担が少なかったり。利点も多く感じていたのですが、長持ちさせることは望みにくいのだと改めて実感しました。
他の素材のカトラリーにも、把握している劣化以外に、気づきにくい傷みは多々あるのだろうと思っています。
ただ硬質なプラスチック(これはポリプロピレン)にはそれなりに強いイメージを持っていました。
もともと一生ものという認識ではなかったけれど、私の中では常識の範囲内で食品に使っているつもりでいたため、この劣化は想像よりも早かったなと。長持ちさせるには用途にも配慮が必要だったことを知って反省しました。
傷が増えたスプーンに関しては食品に使うことへのためらいもあり、今は植物の種や肥料などを扱うときに活用しています。順次用途を移して最終的には手放すことになりそう。
暮らしの中のプラスチックを少しずつ減らしていく考え方については、漠然と「環境のため」だと考えていました。でも寿命が短いことで「家計にも影響する」となると慎重さも増します。今後は更に、その都度熟考した上で買い求めるようにしていきます。
本日の猫。
朝、私が起床した後も弟猫は眠り続けたかったようで、寒くないようガーゼケットで巻きました。
彼はこうしてすきまにはさまって(はさまろうとして?)寝るのが好きなようです。
どうにか寝顔を撮影しようと頑張ったのですが、この角度が限界の朝でした。
さすがにちょっとさみしいので、蔵出しのかわいい写真(親ばかで……)をのせさせてください。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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