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猫と眠る、枕いらずの枕カバー。

こんばんは、ヤマネコです。

昔から枕を使わずに眠るのですが、代わりにバスタオルなどを広げた状態で敷いていました。

ヘアカラー後はシーツへの色移りが気になるし、意識するほどでなくても寝汗はかくはず、と思うと寝具の汚れ防止のためにタオルなどは必要かなと。一時期それもやめたけれど、今はそこで猫が丸まって眠ることもあるため使っています。

大判のバスタオルもいいけれど、市販の枕カバーを空っぽのまま使うのも便利。

色々試してきたのですが、その一枚がこれでした。

ニッセンのアウトレット品だった、「袋型」の枕カバーです(たしか二枚で千円弱)。

 

こちらは綿麻素材。薄手ですがペラペラというほどではないし、綿のやわらかさ、麻のさらっと感、さわり心地がよくて使いやすい生地のいいとこどりです。

枕を入れない私は透け感などを気にする機会もありませんが、「二枚前(上の上)」の写真は猫が入っております。

加えて、とても気に入っているポイントの一つが袋型であるところ。口を折り返して使うファスナーのないタイプで、つくりはシンプルながら実際に枕を入れたとしてもずれにくいはずだし、

猫も入れる、という副用途があったからです。

 

市販の寝袋タイプの猫用ベッドを何度か買ったことがあるのですが、たまたま静電気がひどいものばかりを引き当ててしまったようで、猫が使ってくれませんでした。彼らが自力では入りにくい(立体的でない)形状というのも失敗だったと思います。

最近は出入口が改良されたものを見かけるようになったものの、未だに静電気が不安で新たな購入には至りません。代わりに家族の古着(セーターやダウンベストなど)を同じような用途で使うことがあるのだけれど、意外によかったのが袋型の枕カバーでした。

やはり自分でもぐりこむのは難しそうなので、手助けする必要はありますが……

ちょっと持ち上げておけば、どこからともなく全力疾走のケモノが飛びこんできます。

素材的にも静電気は起きにくく、空気が乾燥する季節にも使いやすいかなと。中綿どころか生地には厚みもないので真冬は寒そうにも思えるけれど、一枚かけるだけでもほんのり保温されるし、ストーブを使う室内であればなおのこと出番はあるんです。

 

とはいえ、色々と前科持ちがそろっているうちの猫たち(とくに一歳児)。

対するのがこんなにシンプルな枕カバーでさえ何をしでかすかわからない恐怖はあるのですが、生地は通気性があるぶん窒息事故の心配は少ないのと、そもそも「自分では入れない」ということは家人がいないときに出られなくなる事故が起こることも考えにくいので、気をつけつつも活用を続けています。

ミニガーゼケットについて書いたときにもふれましたが、化繊よりも猫たちからの支持を得やすいのが綿や麻。袋の中に入れなくても、ひょいと置いておけばこの上にのっているし、時にはそのまま眠ってしまいます。

中に入ってもよし。
下に敷いてもよし。

私はこういう布製品でも(当然洗濯はするので)猫とのシェアにはためらいがないのだけれど、最終的には完全に猫たちに譲る気持ちで、枕カバーはこれからも袋型を優先して選んでいこうと思っています。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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