こんばんは、ヤマネコです。
四年ほど前からペットモニターを愛用しています。
室内に設置するカメラのリアルタイム映像を、スマホなどで視聴できるというもの。わが家では主に猫の見守りアイテムとしてお世話になっています。
- 過去記事:スマホから見守る、ペットモニター。
一台目の購入が2019年で、ブログでふれたのが翌年のこと。実はその少し後に、二台目を買い足していたんです。
TP-Linkの「tapo」というWi-Fiカメラ。
当初は一台目のカメラと同じメーカー(Lefun)でと思ったのだけれど、TP-Linkは他のスマート機器でもお世話になっているメーカーさん。ちょうどお安くなっていたこともあり、新たに試してみようと決めました。
結論からいえば、ダウンロードすべきアプリが二種類になり、登録作業も重複したのがデメリット。ただそれは最初のひと手間だけで、以降はまったく問題なく、とても重宝しています。
一台目はカメラが上下左右に回転する(スマホから操作する)タイプでしたが、今回は固定式。最初に決めた角度しか映しません。そのぶんお安く、小型の仕様。
そうはいっても初めて手にしたときには軽さと小ささに驚きました。華奢すぎて不安になるほどだったのですが、その数時間後にはすべて杞憂だったと納得。
軽いから高所へと設置する際は不安も減るし、移動も簡単。
電源(コード)の配線は要検討ですが、あまり大きな傷を残したくないような壁や天井に取りつけることも現実的になりました。
(ホチキスの針ですら壁に挿すのに抵抗があるので)
形状自体はシンプルなので、表面的なお手入れはモップでさっとなでるだけ。面倒になることもありませんでした。
使用開始時はアプリのインストールや登録作業にも悩むことなく終えられました。そして映し出された映像には一台目のときにも驚いたけれど、お手頃価格のカメラでもこれほどに? と思えるくらい本当にきれい。とても鮮明なので、正面に座ってくれた猫の被毛の輝きまでしっかり見えそう。
スマホから見ることが一番多いのですが、液晶つきスマートスピーカー(echoshow)で確認できるのも便利でした。
カメラの動作確認をするとき、レンズの前で手を振りながらスマホの画面を見ているとやや遅れて配信されることがわかるものの、それもほんの数秒。ペットモニターとして使う上ではとくに困りません。
先にも書いたとおり、バッテリー内蔵タイプではないので、電源確保の配線は必須。
コードに長さがあるのでそれに関しても私は困りませんでした。
肝心の本体とスタンドがかなり自由自在な角度で固定できるのも便利。
壁(垂直面)に設置するときはななめにすることもできるし、
ぺたんと寝かせて正面(設置場所によっては真上や真下)を映すことも可能。
尚、スマホの画面で映し出す際に「映像を反転する」というひと手間が必要ですが、それも設定画面で数秒の作業です。
希望の角度できちんと止まってくれるので、誰かが動かさない限りは常に同じ光景を映す見守りモニターになってくれています。
あくまで特定のスペースだけを見守るためのカメラ。常に映像画面を開いておくこともできますが、動作検知のセンサーが反応してスマホなどに知らせてくれるよう設定も可能です。
ただ人通り(猫通り)が多い場所に設置すると、どう設定し直しても感度が高すぎるのか頻繁に鳴るのでややうるさいのがデメリット。感度が高いのは製品としては良いことだと思います。深夜など任意の時間帯の動作を止めることは可能だったので、必要に応じて設定をし直すようになりました。
- 猫のトイレ付近に設置して複数猫の使用状況を離れた場所から確認する(健康管理)。
- 一次的に猫を隔離をする(来客時や子猫の保護中など)際にケージ内を映しておく。
- 人間がいない時間帯になんらかのいたずらが行われている、といった疑惑への対策。
私の場合はこういった用途に、カメラ本体を移動させながら使うようになりました。
実はこのカメラを壁や天井に設置する際には、つい先日「イマイチの使用感」と書いていた魔法のテープを使っています。
- 過去記事:3年目の、魔法のテープ。
大抵はスタンドで立てる形の設置なのでテープの出番もそこまで多くはないのだけれど、今回の小型カメラはこのテープでも固定できるくらいの軽さだったんです。
正直なところ、Wi-Fiカメラには少し不安もありました。映像などが流出したらどうしよう? という点です。
それも詳しくないからこその不安でしかありません。自分にとっての便利さも大きいので、個人が特定できるものや人に見られては困る場所を映さない、という最低限のルールは決めています。
私の場合は移動させても猫スペースの範囲内なので、今のところそこまでリスクも感じません。
他での出番がとくにないときは猫のトイレスペースの見守り用に。
- 誰がトイレを使っているか、使っていないか。
- トイレの使用頻度や使用時間はどれくらいか。すごく長くこもっている子はいないか。
- 物理的にトイレの出入りがしにくそうではないか(足腰の不調確認)。
などなど。
動作検知でスマホに通知が届き、それにあわせて時々アプリを開いて映像をチェック。常に観察しているわけではないのですが、一日数回見るだけでも変化に気づくきっかけになります。
ペットモニターは二台目。
私の場合、一台目のカメラは留守中の見守り目的での使用に感激したのだけれど、二台目のほうは健康管理やいたずら防止など、生活感のある身近な目的で重宝しています。
当初はその便利さを実感しながら早々に買い足すことも検討していたくらいなのですが、今のところは、持っている小型カメラを移動させながらお世話になるという方法で四年目も迎えられたらと思うようになりました。
本日の猫。
昨日はなかなかの暑さで、これから迎える夏への不安が増したのですが……
一転。今日は寒くて猫たちと一緒に困惑気味の関東暮らしです。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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