こんばんは、ヤマネコです。
令和という新しい時代がはじまって丸一年がすぎ、今日から5月。
にもかかわらず、わが家では今も「湯たんぽ」が活躍中です。
冬の中身は熱湯。
夏の中身は冷水。
合間の春と秋はオフシーズンになる感覚で、関東で暮らす私にとって5月は湯たんぽを使わない期間に含まれていました。
ところが今年は、まだ活躍中。理由は猫です。
写真の右側、掛け布団の下辺りに湯たんぽがあります。
真冬であっても、深夜の猫は布団の中から出たり入ったり。もぐりこんでは暖をとり、暑くなったら涼を求めて外に出る。湯たんぽを入れているぶん、ちょっと暑くなるのが早いのだと思うけれど、戻ってくるので不快なわけではなさそうです。ちなみに湯たんぽの定位置は私の足元、猫は私の腰からひざ辺りにいることが多く、布団の中でお互い(猫と湯たんぽ)が密着していることはほぼありません。
快適そのものの湯たんぽですが、そろそろ使わなくてもいいかなと。こたつやストーブも含め、冬じまいのタイミングは難しいのですが、3月末から4月にかけて決断しようとぼんやり考えていました。
そして実際、4月に入り一度はやめたんです。ところが、とたんに寝苦しくなった。
原因は寒さではなく、布団の上に移動した猫が、私の脚を枕にし始めたからでした。
猫が人間の脚や腕を枕にすることは、ともに暮らしていれば日常茶飯事。私も長年、ほぼ毎日のように経験してきました。
でもこの冬、布団の上に寝そべる猫が体重をかける場所(でっぱり)に選んでいたのは、主に湯たんぽだったようです。使うのをやめてみて初めてそのことに気がつきました。
湯たんぽを撤去したことで、猫が枕にしていたでっぱりが一つ減り、常に私の脚に体重をかけるようになりました。どうしても何かに寄りかかりたいらしく、私にはそれが微妙につらかった。
重いといっても猫の体重はたかだか4kg。力任せに動かせないことはないけれど、自動的に(母性?)本能が働きます。動けない。猫が自分の意思で移動してから、ようやく私も体を動かし、毎回イテテテテ。もともと寝返りをあまり打たない体質の私ですが、「動かない」のと「動けない」のとは別物でした。
そんな理由から再度湯たんぽを入れてみたら、予想どおり私の脚が枕にされる時間は減りました。一切なくなったわけではなく、おそらくこれまでも猫はあっちこっち移動しながら好きな体勢で眠っていたのだと思います。でも解放される時間が増えただけでも、私自身が眠りやすくなりました。
それなら「空の湯たんぽ」でもいいのかな? と一度試してみたところ、冷たい金属のかたまりが布団の中に入っている苦痛にびっくり。これは正直、今の季節だと不快なレベル。しかも空っぽだと軽すぎて猫も寄りかかりにくそうでした。
そうしながら、もう5月。最近では夏日になる日もあるというのに、わが家ではお湯の入った状態の湯たんぽをもうしばらく使い続ける予定です。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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