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ネコの闘病と、レンタル酸素室。

こんばんは、ヤマネコです。

2018年、病床にある愛猫のために酸素室のレンタルを検討していました。

実際には利用していません。そのため使用感などのレビューができるわけではないのですが、今後お世話になる可能性もゼロではないため、いくつか覚え書きとしてここにまとめさせてください。

 

酸素室とは

高濃度の酸素を充満させた部屋のこと。犬や猫にも効率的に呼吸させてくれる、そんな効果を期待できる医療設備だそう。

人間が使う酸素マスクと同じような役割を果たすものというイメージでしょうか。猫が嫌がらなければマスクの形でも活用できるようです。

かかりつけの動物病院には設備があり入院時は使わせていただけるのですが、自宅療養で必要な場合は購入やレンタルという選択肢がありました。

自宅での酸素室設置に必要なもの

  • 酸素濃縮器(使い方や酸素室のサイズなどにあわせて機種を決める)
  • 酸素室(手持ちのケージなどに条件のあうものがあれば代用品でも可能)

基本はこの二つ。そしてこの二つをつなぐためのチューブ、停電などを考慮する場合はバッテリーの用意も必要となりそうです。

いずれもレンタルだけでなく購入することも可能なようですが、本体のお品代の目安は二十万円前後から。短期間の使用やお試しが前提であればレンタルという選択肢が取り入れやすいと感じました。そしてわが家の猫の場合のレンタル費用は、初月二万円弱の見積もりでした。

一方酸素室のほうは購入するとしても費用は一般的なケージと同程度。シンプルな構造なので工夫次第では手持ちの品を代用品として使うこともできるそうです。猫が慣れているケージなどがあるなら、そのほうが落ち着けるかもしれません。

酸素室(部屋)のつくり方

送り出される酸素が逃げないようする、それが前提。

衣装ケースや小さめのビニールハウスなどであればそのまま使用可能。

あとはケージなどを骨組みとして使い、それを丈夫なポリ袋やビニールシート(塩化ビニルの透明なテーブルマットなど)で全面的に覆う方法もあるようです。

いずれの代用品を使う場合も、出入口や覗き窓、チューブを通す穴への考慮は必要ですが、作業としては難しくないと思いました。

当時のわが家の場合はたまたまサイズのあうケージがあったので、それにカバーをして使うつもりだったのですが、少々重い(頑丈すぎる)ことが気になっていました。代用できるものを何年も考え続けていたのだけれど、ちょうど良さそうだと思えたのがスクリーンパネルタイプのキャットフェンス。

隙間が多いのでやはりカバーなどの対策は必要ですが、出番があるときだけ組み立てればいいし、サイズもある程度調整可能。また床面のパネルなしの囲いにすれば、寝ている子にかぶせるという使い方もできます。

スクリーンパネルであれば毛布などをかけて遮光したり、逆に光を通す仕様を活かして猫に安心感(いつもの家の中である実感)を与えることもできる仕様なので、いざというときはこれを選択肢の一つにと考えています。

レンタル企業

以下は私がレンタルを検討した企業さまの公式サイトです。問い合わせだけでなく申しこみもしましたが、実際に設備の利用はしていません。

数回やりとりしたのは電話口の女性だけだったのですが、あのとき私の気持ちに寄り添うように対応をしてくださったことを今も忘れることはありません。もしものときには、またこちらの会社にお願いするつもりです。

おわりに

実際に利用しなかった理由は、病状の急変で私の判断や行動が遅くなり、必要なときに間に合わなかったからです。直前に動物病院で教えていただくまで酸素室が必要となる可能性に頭が回らず、検討のための情報収集にも時間がかかってしまいました。あらゆることを考え調べているつもりだったのに、足りないものばかりでした。未だに無数の後悔があります。

今後も使う機会は訪れないほうがいいのだけれど、万が一のときに猫たちの苦しみを和らげてくれる可能性がある設備。

しばらくは酸素室の件を思い出すこともつらかったのですが、この先必要となったときのために改めて念頭においておこうと思うようになりました。

 

本日の猫写真はおやすみさせてください。

 

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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