こんばんは、ヤマネコです。
今年のお盆も終盤、今日は夕方から送り火を焚きました。
送り火といっても麻がらではなくロウソクを使おうかなと。それから予定どおり精霊牛をつくりつつ、予定になかった茶香炉も焚くことに。
茶香炉には迎え火のときと同じくマタタビの葉をのせています。毎年続けていることなのですが、送り火でマタタビを使うと、帰路につくはずの歴代猫たちを引きとめてしまうことにならないか……という心配がありました。
でも彼らが喜ぶ香りで楽しく送り出す、という考え方をしてもいいかなと。用意した牛とのんびり歩いて帰ってくれているといいなと思います。
更に、やはり予定どおりに蜜蝋のロウソクにも火を灯しました。
親戚宅でいただいた、少しめずらしい蜜蝋製の仏具。
- 過去記事:蜜蝋でつくられた、夕映。
撮影しながら、もう少し芯を起こしてから火をつければよかったなと思いつつ、きれいな炎を見られて穏やかな気持ちになりました。
いつものロウソクとすごく違うかといえば、私にはあまり差を感じることはできなかったのだけれど、黒缶キャンドルと同じく特別な日に特別なものをという意味でも取り入れることができて幸いでした。
ちょっとだけ残念だったというか、納得して笑ってしまったというか、ロウソクが燃え尽きた跡の様子だけはいつもとだいぶ違うことに。
ロウソクに刻まれていた文字や絵柄の残骸がスタンド内に残っていました。
これも箔押しと呼んでいいのでしょうか? 文字は蝋にしっかり刻印されていて、その内側にあしらわれた色が切り絵のように残った形。こんなこともあるんだなと面白い発見ができました。
わが家のお盆でお迎えするのは猫たち。今年はたまたま複数のロウソクを取り入れながらすごす四日間でした。
お供えするキャットフードやおもちゃなどは、お盆を終えた後に今も同居してくれている猫たちが使ってくれます。でも歴代猫たちのためだけに使い切れるロウソクなどを用意するのもいいなという感想に。
いずれも煩悩だらけの人間の自己満足ではあるけれど、年に一度のお盆をこれからも大切にすごしていきたい。とはいえその前に、来月のお彼岸には彼らの存在をまた近くに感じられたらと願っています。
本日の猫写真はお休みさせてください。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
こちらからお帰りいただけると、心の支えになります。
お気に入りテーマ。
おうちごはんを楽しむ暮らし
無印良品週間で購入したもの
大人ナチュラルファッションが好き