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お盆準備の、覚え書き。

こんばんは、ヤマネコです。

今年のお盆は自分なりに少し学びがあったので、そのことをここでまとめてください。

  • 竹ひごの切り方。
  • 精霊牛の向きや形。
  • 精霊馬と精霊牛が向く方角。

主にこの三つです。

 

まずは竹ひごの切り方。

木の枝などでも同じだけれど、太めで硬めの竹ひごを切るときは少し厄介です。道具については剪定ばさみを使っていることを先日のブログでも書いていました。

ただ竹ひごなどの棒をカットする際、両端を抑えていないと切った衝撃で飛んでいってしまうことがあります。切り方にもよると思うのだけれど、時には部屋の隅まで勢いよく。とはいえ片手にははさみを持っているので、木の両端を押さえておくなら誰かの手伝いが必須でした。

そばに家族がいれば、もちろん手伝ってもらえばいい話。ただ私が作業する時間帯の問題で、大抵一人で行うことが多かったんです。

これまでは片割れが跳ねても問題ないような場所で作業するようにしていたのだけれど、今回の精霊牛をつくるタイミングでちょっとした対策を見つけました。

それは竹ひごの片端にふきんなどをかけておくこと。片方は自分の手で固定できるので、空いているほうの端に布をかけます。

この状態ではさみを入れるとはじけ飛んでしまうのを防ぐことができました。また同じ位置を誰かに持っていてもらうなど、しっかりと押さえつけるより、ふんわりと布をかけておくだけのほうが衝撃の勢いが逃げてくれるようで切りやすいなと。

来年のお盆準備に限らず、工作などで竹ひごを切ることがたびたびあるので覚えておこうと思います。

 

それから、精霊牛の顔の向き。これは先日も書いたけれど、画像検索などでは上向きの完成品が中心なのに対し、下向きの牛も散見されました。

これはどちらが正しいということもなく、各家庭の習わしや伝聞などでなんとなく決まっているもののようでした。

これまでのわが家では迷いなく、きゅうりの馬と同じ上向きだったのだけれど、今回試してみて下向きの精霊牛もよさそうだなと思えました。

  • 下向きのほうが脚をつくって立てる際に、やや安定させやすい(重力に逆らっていない)。
  • 歩く牛の姿勢として、下向きのほうが自然に見える。
  • わが家の場合は迎えるのが猫たちなので、足元を見るような姿勢の牛は理にかなっているようにも思えた。

などの気持ち的な理由ばかりですが、来年以降の選択肢が増えました。

精霊牛の形についてはもう一つ、これは毎年のように忘れてちょっと後悔しているポイント。

牛の脚の、長さのことです。

精霊馬用の竹ひご(割り箸)も、精霊牛用の竹ひご(割り箸)も、元の長さは当然同じ。それを単純に二等分や四等分にして使えば、完成した馬と牛の脚の長さも同じになってしまいます。

いつも野菜に棒を挿した後、牛の脚の長さを少し短くすればよかったと思う流れが私の残念な法則です。かといって挿した後に切ると四本の長さ調整が難しくなって野菜を傷めることもあるため、そのタイミングで気づいたときはあきらめることにしています。

来年はどうにか気を付けたいです。

余談ですが、向き(上下)を決めた後は、棒を挿す位置を確認するのは真上から行うと失敗が減りました。

 

最後は精霊馬と精霊牛、それぞれの置き方。完成品を向かせる方角の話です。

以前の私はなんとなく馬も牛も頭側をそろえるように並べていたのだけれど、本来は逆方向に飾るもののようでした。

  • ご先祖さまを迎える精霊馬は、入り口から家の中へ向かうように。
  • ご先祖さまを送り出す精霊牛は、家の中(飾ってある場所)から出口へと向かうように。

それぞれ逆向きに置くのだそう。

これは数年前に親族の新盆のお手伝いをした際にも教えていただいたのだけれど、最近調べなおすまで完全に忘れていました。

今年は習わしどおりに飾ることができたので、来年も気をつけたいと思います。

 

有益な発見や情報であっても、使えるのは一年後。ついうっかり忘れてしまうことも多いので、以上、一年後の自分のために書き残しておきます。

 

本日の猫。

本日、布の中を占拠したのは兄猫。

それを許せない弟猫に、布越しの猛攻を受けていました。

親気分でいる人間としては、できればお兄ちゃんにも貸してあげてほしいです。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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