干支のうさぎの、あみ草履。

こんばんは、ヤマネコです。

少し前にまた手づくりの草履をいただきました。

過去にもたびたびつくってくださっている草履職人さんからです。私のほうからは年に数回、わが家の古着や布製品を古布（布草履の材料）としてお譲りしているだけなのですが、そのお返しのように完成品が届いていつもびっくりするやら嬉しいやら。

2023年といえばもうあと三ヶ月ほどではあるけれど、干支は卯の年、うさぎ年。

それにちなんでのことなのか、うさぎのような形のお草履でした。

ぽこんと出っ張るしっぽは土踏まずを刺激してくれる、健康サンダルのような役割を果たすのだとか。そんな用途なので、履くと少しかかとが出る仕様。とはいえ履きにくいということはないし、たしかに足裏を押される感覚が気持ちいい。

柄がある部分はおそらく正絹の着物地。草履に使った際の色や柄の出方は決まりがないそうですが、たまたましっぽがピンクと白（青白磁？）の配色になっているのもまたかわいいポイントになっていると思いました。

いずれにしても、世界に一足だけのデザイン。そう思うととても貴重な存在です。

私は足袋ソックスやオープントゥのレギンスなどを着用することも多いので、真冬以外は草履も活躍。とくに湯上りに足を入れるのが大好き。洋装中はもちろん和装にもぴったりなのは間違いありません。

基本的に草履の丸洗いはできず（古布の種類は様々で、一部に使用した接着剤なども劣化してしまう場合があるそう）、着用中の動きや猫の反応による劣化がどうしてもあるため一生ものにするのは難しいのだけれど、またしばらく大切に履かせていただこうと思います。

本日の猫。

これは、視線の先にいる兄猫へ今にも飛びかからんとしている弟猫の背中。

たびたび兄猫を追いかけている様子を見るので弟猫のほうを止めていたのですが、実は最初の一発は兄猫から仕掛け、それをきっかけに弟猫が追いかけているのだと発覚。

遊びたいのか、いたずらだけしたいのか、他に意図があるのか。まだちょっと把握しきれていないのですが、追いかけっこも怪我なく楽しめる程度にしてほしいなと思います。

本日もおつきあい、ありがとうございました。

こちらからお帰りいただけると、心の支えになります。