こんばんは、ヤマネコです。
先日、白あんを作りました。
アレンジは色々考えていたのですが、白あんを素材にして一番つくりたかったのが、ねりきり。
練って切って「ねりきり」
大福やお団子といった素朴な和菓子も大好きですが、時には上品なものもいただきたくなります。とくに、ねりきりが好き。
ねりきりは白あんを主体に生地をつくり、植物や生き物などのデザインをかたどったオシャレな和菓子。ちょっと特別なお茶席で食べたくなります。
本来は職人技が必要なお菓子ですが材料はとてもシンプルなのだと気づき、私は粘土感覚(すみません…)で挑戦することに。
春色ふたつの生地づくり
まずは材料を混ぜて加熱していきます(ちなみに白あんは一時的に冷凍しておいたので、自然解凍させてから使用)。
もったり生地ができあがったら二つに分けて、片方はピンク色に着色。
着色料はあまり多用しませんが、時々使うとその可愛さにときめきます。タール色素(赤色○号)を控えて、植物性色素(ベニコウジ)を買いました。
それぞれの色の生地をピンポン玉くらい(私は大小様々)に小分けして丸め、そこから成型していきます。
練って切ってね
使った道具に特別なものはなく、普段用のスプーンと爪楊枝、あとは素手のみです。ちまちま作業して…
なぜか当初の予定になかった、桃っぽいものを量産。作業が簡単なのと、グラデーションを出すのが楽しい!と気づいて。
隣で見切れている花は更にいびつですが、慣れたら絶対につくるのを楽しめるデザイン。やはり私の中では粘土細工に似た作業でした。
そのあともアレコレ試行錯誤して、一番つくりたかった「猫」を作成。
猫??です。
猫のねりきり、です。
ねこりきり、です。
おわりに
そんなわけで久しぶりに茶道具を出してお茶を点てました。
わが家に畳はないし、今回はお懐紙まで切らしていてまさかのレースペーパーですが、気分だけ。
ねりきりの生地の主な材料は、「白あん」と「求肥(白玉粉+水)」。
作業はケーキなどを作るよりずっとシンプルで(素人が満足するレベルであれば)意外と簡単だったので、今後も時々つくってもっとキレイな形になるよう鍛錬に励みます。
利用したレシピとは所々違うのですが、基本の生地はこちらが参考に。
家族そろっての作業も楽しいだろうなと思うお菓子づくりでした。
ここ数日、寒の戻りで布団から出られません。
猫が。
私が起きるのは日の出前で、一通り朝家事が終わってから寝室を見に行くと、うちの猫はまだ同じポーズで寝ています。
日が昇ったら否応なしに布団をはがすので、非難の視線を送られる日々。早くあったかくなってほしいものです。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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