こんばんは、ヤマネコです。
わが家には持病のある猫が複数名います。
そして一部の猫は、動物病院で処方された薬を定期的に服用しています。症状や薬によって毎日の場合もあるし、三日に一度の場合も。また薬を飲ませるのが私の場合もあれば、家族にお願いする場合もあるので、混乱しないようにお薬カレンダーを自作するようになりました。
自作といっても、分包後の薬をカレンダーに貼るだけという簡単なもの。それでも十分役立ってくれたので、現在も同じ方法を継続中。
使うカレンダーはネットで無料配布されているものをダウンロードさせていただき活用しています。来年分も公開していただけたので、またお世話になる予定です。
この分包作業も、獣医さんと相談させていただき、自宅で行うようになりました。薬の形状の問題でピルカッターが必要となったものの、継続的な費用がだいぶ抑えられたことはたしか。病院での待ち時間も短縮できたおかげで、コロナ禍でもありがたく思う結果となっています。
個包装をするため追加でパラピン紙(500枚で600円くらい)も買い足しましたが、四等分(実質2000枚)にして使っているので、一猫分だと五年以上もつ計算。大きな負担にはなりません。
薬は1~2ヶ月分を未開封の状態で処方していただき、自宅で分包する際は4~8日分だけをその都度開封。開封状態の薬も最小限に抑えられるので、湿気たり酸化したりという心配も減りました。
そこに、もう一工夫。
というほどのことでもないのですが、最近、この分包作業に木製のトレイを使うようになりました。
これはわが家のキッチンのワークトップが白く、そこに広げる白い紙や薬を見にくくしていたことが理由です。
もともと承知はしていたし、小さな錠剤も見えないほどではないからと気にしていなかったのですが、何気なくトレイを試したらても便利で。
- 白い紙(錠剤)が見やすい。
- 紙を置く場所が濡れていないかどうかの確認がしやすい。
- トレイのふちが盛り上がっているので、錠剤が転がってしまう心配が減る。
- 分包作業中の移動が必要になったとき、一瞬で動くことができる。
木目のおかげで紙や錠剤が見やすいのは言わずもがな。私は作業の前にワークトップを拭いたり、アルコール消毒をすることがあったのですが、そのせいでうっかり紙を濡らしてしまうことが何度かありました。トレイだとその確認と回避がしやすいのも利点でした。
また過去に一度、私の分包作業中に家族が隣の部屋の窓を開けたところ、想定外の強風で錠剤をのせた紙が雪崩のようにざざざっと移動してしまったことがありました。幸い、大きく舞うことはなかったのだけれど、このトレイはほんの少し滑り止め効果(ノンスリップ加工)があるので、そういうときの備えにもなるかなと。他にもトレイごと移動できるメリットは多々ありそうなので、使って損することはなさそう。
何より、自宅にあるものを活用できるならと定番化させることにしたのでした。
自宅で処方薬の分割・分包を始めてから、薬の内容(種類、数、対象の猫など)には少し変化がありましたが、作業内容は大きく変わっていません。
そして費用の部分では明らかに助かっています。
小さな費用でも闘病生活(というほど鬼気迫った状況ではないのは幸いですが)が長引くほどに負担は増えます。それでも命には代えられるわけもないし、あきらめるつもりもないけれど、自分の努力で少しでも軽減させることができるならしたいなと。日常的に慣れておくことにも利点はあると思うので、獣医さんと相談しながらできることは続けていきます。
本日の猫。
こちらは、ちょっと弟猫にやられっぱなしになるパターンの多い兄猫。
弱いのではなくて、やさしいのです。そして意外と弟猫のことも嫌いじゃないんだろうなと。
というのも、彼は時々やんちゃさを取り戻し、ぼんやりしている弟猫に自らとびかかって行くからです(視線の先に、ぼんやり顔の弟猫がいました)。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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