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弟猫は、撫でられたい。

こんばんは、ヤマネコです。

本日を含めても、2020年は残すところ五日となりました。

このぶんなら今年も一日一更新、達成できそうかなと。

それを目標やノルマに掲げているわけではないし、休みたい日は休むつもりで好きに書きつづっているだけです。でも実際には書きたくないと思う日はなく、そんな環境があること、こうして続けていけることがありがたいなと、感謝の気持ちで何かと振り返る機会をもうけてしまうのでした。

 

そんな私の日々に、そしてこのブログに欠かせない存在となりつつあるのが、弟猫の存在です。

もしこのブログをお読みいただくのが初めての方がいらしたときのために説明させていただくと、彼はとても特殊な猫なんです。不思議な行動が多く、私を驚かせるのを生業にしているのかと疑ってしまうほど思考を読むのが難しい子です。

といったことを、このブログでは具体例とともに日々つづってきたのだけれど、自分でもそれが真実なのかを時々悩むようになりました。

 

私が猫と初めて暮らすようになってからたかだか二十年足らず。それが短いか長いかは人によって違う感覚だと思うけれど、ふれあった猫の数は野良の子や友人宅の子、ご縁のあった保護猫(一時預かりなど)を含めても百猫には遠く及びません。

私が知る、基準となる猫の絶対数が少ないのに、弟猫のことを極端に「特殊」と呼ぶのは世間知らず甚だしいかもしれないなと。

そんなことを毎日思うのですが……

こうしてとくにお呼びしてもいないのによじ登ってくる子は、私にとって「特殊」なのですが……いかがでしょうか。

飛びついてくることもありましたが、冬はセーターやはんてんに爪がよくひっかかることを学習したので、手慣れた様子で無言のまま這い上がってきます。むしろ飛びついてくる子は過去にもいたけれど、こうしてよじ登ってくる、そんな猫自体がめずらしい気もしています。

 

子猫だったらわかる。体重が軽く、重力の抵抗も少なく、のぼってくる姿もかわいいなあ、ですむのです。過去にもそういう子はいました。ただ成長するとともにその習慣はなくなっていきました。たぶん自分の体が大きくなるにつれて、人間には登りにくい(?)と気づいたのだと思います。

でも、すっかり成長した彼の体重は今や4kg越え。

彼は未だに「人間は登るものじゃない」と気づきません。

しかも登ってくる理由というのが、おなかが空いているとか、寒いとか暑いとか、どこかに入りたい出たいとか、そういった切実なものではなく、ただ撫でてほしいだけ。黙って静かに、ゆっくりと着実に登ってきて「撫でてくれ」とせがんでくる。

私の少ない経験上こんな猫は初めてなのですが、あくまで私が知らないだけでしょうか……?

 

猫にも個性があって、多少変わった行動を見せる子はいます。個性があることは人間や他の生き物とも同じだし、とてもいいことだとも思う。

ただ、毎日新しい驚きを与え続けるのは、もはや才能。やっぱり特殊な子だと、私は思う。

そしてそれがとてもかわいいから、彼の武器だとも思います。

 

そんなわけで、弟猫は撫でられたい。

その催促には余念がないし、

空いた手があれば、頭突きの勢いで自らつっこんでくる。

何かしらの欲望に忠実というのは、それこそ本当に「猫らしい」ともいえるのかもしれません。

ただその表現方法が、やっぱりちょっと「特殊」だと思ってしまう日々が来年も続きそう。そんな予感がしています。

 

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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