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野菜は、無農薬でなくてもいい。

こんばんは、ヤマネコです。

無農薬野菜という言葉には今も魅力を感じます。

ただ消費者として、それだけを重視することはやめるようになりました。

 

そもそも無農薬栽培と有機栽培は別のもの。極端にいえば、農薬などの手間やコストをかけず、ほったらかしで育てることも無農薬栽培と呼べるのかなと。一方、正式な厳しい条件に則って育てるのが有機栽培です。

農家さんにとっては当たり前の違いだと思いますが、以前の私のなかではこのラインが曖昧になっていました。

無農薬栽培に関しては、やろうと思えば家庭菜園でも取り入れられるし、直売所などで安く出荷することもできるのだと思います。実際にわが家の家庭菜園で育てていた野菜もほとんどが無農薬。ただし、育ち(形や大きさ)が悪かったり、虫食いがひどかったりというデメリットが。

そういった問題を克服するためには肥料や農薬が必要で、厳正なルールのなかでそれらを使うのが有機栽培。手間やコストがかかっているぶん、販売価格が高くなるのも当然のことでした。

 

結果、わが家の日常では有機野菜にそうそう手が届きません。となると別の二択に。

  • スーパーで手に入る一般的な野菜
  • 「無農薬」と銘打たれた直売所の野菜

タイミングにもよるけれど、この二種類の平均的な金額差はさほど大きくない印象です。

 

個人的に無農薬野菜の大きさや形の悪さはあまり気にならず、多少の傷もかまいません。そのうえで味は同じという説明であれば直売所でも喜んで手に取ります。

でも私の場合、唯一、虫は我慢できませんでした。

「虫も食べない野菜なんて」というのはよく言われることで、私自身も妄信していた時期がありますが、年々その意識も変化。自宅のキッチンでたびたびトラウマになりそうな場面に出くわしてしまい、以前よりもずっと野菜につく虫への拒絶反応が強くなっています。

そして虫がついた野菜は無駄になりがち。

たとえばキャベツや白菜など、葉物の内側に虫がついていれば捨てる部分が増えます。虫の数や状態によっては洗うだけですませればいいのかもしれないけれど、私のなかでは生理的に受け入れがたく、可食部分は一回りも二回りも小さくなっていく。

仮に洗ってすむとしても余計に水が必要です。微々たる量でも洗剤(重曹や塩で代用するとしても)のコストは上がるし、水道料金だけでも余計にかかってしまう。

スーパーで無農薬にこだわらずに買った野菜でもまれに虫がついていることはあったけれど、リスクが低いぶん総合的に見てお得感があり、そのほうがある意味エコだとも思うようになりました。

 

そもそも普通の(?)野菜を危険視することが間違っていました。安全性を確認された方法で育てられ、陳列棚に並んでいるはずの野菜です。農家の方が適正な肥料や農薬を用いて育てた野菜を、私はなんとなくの知識だけで長いこと敬遠していたんだなと。

今でもお財布との相談で有機野菜が選べたらうれしい気持ちもあるし、運よく質の良い無農薬野菜と出会えたら今後も積極的に購入するけれど、「無農薬」という言葉だけに飛びつくのはやめようと改めて決意。

健康志向の大切さは今後も持ちながら、凝り固まった思いこみのアップデートも続けていきたいです。

 

本日の猫は、数日前のお蔵出し。

あんよ、ぱかっと。

日中はこのままお昼寝できる時間があるのがありがたい冬前半。

ヒトもネコも、おなかを冷やして風邪をひかないようにしたいです。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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