こんばんは、ヤマネコです。
数年前からユニクロのエアリズムパーカを愛用しています。
- 過去記事:ユニクロ*黒ワンピに、白パーカを足す。
2018年に一着目を購入。汚れたのを機に手放し、2020年には後継品のサイズ違い(二着目)を買い直していました。
今夏もその二着目を愛用し、幸い目立った劣化もないので来年のためにお手入れして収納をすませました。
気になっていたのは、エアリズムのUVカット効果の持続性。
糸に紫外線を反射させる原料を練り込む加工により、紫外線を糸の外側に反射します。UVカット効果は持続しますが、洗濯や着用による型崩れ・繊維の薄化などにより、商品のUVカット効果は低減する場合がございます。
引用元:エアリズムパーカ商品ページよりユニクロのUVカット機能付きアイテムは、10回の洗濯でも効果が落ちないことを検証済み。
引用元:エアリズム商品特集ページより
生地のUVカット効果自体は洗濯で落ちにくいものの、物理的な劣化(生地が薄くなるなど)により徐々に効果は弱まっていくとのこと。メーカーが問題が出ないことを検証しているのは十回のみです。
もともと日焼け止めクリームなどが苦手でした。その使用を最小限にとどめたいがために取り入れている、日傘や帽子、そしてUVカット効果のある衣類。
十回を超えてすぐに劣化することはないとも書かれていたけれど、私の愛用品に関しては来年を視野に入れると四年目。洗濯も十回や二十回どころではなくくり返しているため、日焼け防止の効果を求めて着用するならさすがに新調すべきなのかなと。
ただ生地の劣化や汚れはそう感じず、室内での羽織ものとしても重宝しているのでひとまず白も残しつつ、別の色を買い足すことにしました。
そんなわけで来年はエアリズムを新調しようと思っていたのですが、たまたま無印良品にて似たような衣類がセール品になっているのを発見。白を好んでいたけれど、日焼け防止を目的にするなら濃い色のほうがと考えることもあり、黒の在庫があることも気になりました。
でも、真っ先に目が留まったのはサイズ表の丈です。
- 無印良品(着丈):62cm / 男女兼用XXS
- ユニクロ(身丈):52.5cm / 女性用XS
サイズそのものや、着丈と身丈(少し計測位置がずれる)という表記が異なるものの、無印良品のほうが長めだと想像できました。
結論からいえば予想どおり。骨格的にもあまり短くないほうが活用しやすいので、サイズとしては無印良品のものが希望に近いデザインでした。
生地のさらっと感はエアリズムのほうが高いかもしれません。無印良品のパーカは、現時点でちょっとしっとり感があるような。
私は一度だけラッシュガードというものを買ったことがあります。無印良品のてろんとした生地の感触は記憶の中のそれを薄くしたものと似ているかもしれません。ただ私が購入したラッシュガードはびっくりするほど静電気がひどく、それと比べたら今回の二着はまったく帯電しないようでした。重ね着などで変わる可能性はあるものの、まずは一安心です。
着用後はあまり目立たないけれど、エアリズムパーカには表面に凹凸のようなデザインがあります。
どちらも手の甲を覆えるよう、親指の出るデザイン(サムホール)を採用。エアリズムのほうが穴サイズにゆとりがありますが、無印良品のものでも腕を動かした際の窮屈さはありませんでした。
腕の長さなどは個人差が大きい部分だと思うので、もともとジャストサイズで選ぶ場合は穴にあそびのあるエアリズムのほうが安心かもしれません。
フードの形状にも多少の違いがあります。
エアリズムの縫い目は、センターに一本、無印良品のほうはサイドに一本ずつ入っておりより丸みを感じるようなフードの形。ただ過去三年着用したエアリズムのパーカのフードを試着以外でかぶったことがなかったので、個人的にはこの差はまったく気になりません。
もしかすると水中着用する場合(水着の上着として)などはかぶることもあるのでしょうか。
ファスナーの形は若干異なるものの、華奢で細長く、使い勝手はほぼ同じ。
どちらもYKKのものが使われており、動きも問題なく快適です。
レビューを見ると無印良品の以前のパーカーには、両ポケットにもファスナーがついていたそう。これもどうやら水中着用する場合などに便利なようなのだけれど、個人的に必要だと思ったことがなかったので、私自身はマイナスポイントだとは考えていません。
両メーカー品ともポケットにファスナーはありませんが、形状はシームポケットでほぼ同じ。使用感にも違いはないかなと思っています。
こうして並べてじっくり見れば違いはあるのですが、着用した人を目の前にして、どちらのメーカー品を着ているのかを見分けるのは難しいかもしれません。わかりやすいポイントをあげるとすれば、背中のライン。
無印良品パーカーのこれは、おそらく反射テープ。夜間に車のヘッドライトなどを受け、人間の存在をわかりやすくするものだと思います。これの有無で一気にスポーツウェアの雰囲気が上がるような気がしました。
目立ちすぎたらどうしようかと思っていましたが、こうして俯瞰して見たり、着用しつつ鏡で確認したりを続けた結果、黒地にグレーという雰囲気はそこまで気にならないかなと。実際に暗い時間帯のジョギング中に着用することもありそうなので、黒いウェアならこういう配慮は必須といえそうです。
今回私が買ったばかりの無印良品のパーカーと比べているのは、2020年に購入したユニクロの商品。
実は無印良品のパーカーの形状はラグラン袖になっており、それも気に入って選んだつもりだったのだけれど、ユニクロのほうも現行品は袖の切り替え位置が変わっていました。そこに関してはどちらでも同じだったのだなと。
日焼け防止のためのチェックポイントとしては、両方ともUPF50+。
見た目の形状や感触で比較できる範囲では、私にとって決め手となるほどの違いはありませんでした。また定価は同じだったようですが、セール価格を加味するとユニクロのほうがお安く入手できる機会は多そうです。
あとは丈。ほんの少しではありましたが、無印良品のほうが長めです。しかも私が購入したのは一番小さいサイズなので、ワンサイズ上げればもう少し長さに期待できるはず。こちらは両メーカーの後継品でもチェックしていきたいと思います。
ひとまず白と黒、夏のワンマイルウェアとしての備えが一つ完了しました。
いずれも現行品のページです。
本日の猫は、無印良品パーカーを撮影した日の弟猫。
撮影を始めたタイミングでささっと。
私は彼らが化繊を嫌うと思っていたけれど、実は全然気にしていないのかもしれません。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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