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戻り梅雨の湿気と、道具の寿命。

こんばんは、ヤマネコです。

史上最短で終わった先月の梅雨が、戻ってきたような天候が続いています。

関東暮らしのわが家の地域でも連日の雨予報。当初は予報に反してあまり降らないな、と思っていたのだけれど、そのうち災害対策が呼びかけられるようになりました。現時点で緊急事態というほどではないものの気をつける必要がありそう、そんな段階です。

とはいえ、幸い、ひとまず暮らしに大きな変化はありません。

 

雨風が強いときは雨戸を閉めたまますごす日も多いわが家。でも早朝などの涼しい時間帯は、換気のために少しだけ開放しています。

梅雨明けから先週くらいまで、正午前には開けていたリビングの窓を閉め、クーラーを入れるのが日課になっていました。

 

ところがここ数日は、エアコンを使わなくても涼しい日ばかり。わが家の場合、時間帯によっては肌寒いくらいです。

それなら日中は窓を開放したまますごすことに。更なる湿気対策は必要だけれど、エアコンを使わないことで電気代を抑える希望にも適ってちょうどいいなと思っていました。

問題は、それなりに雨足が強い日や外の湿度が高いとき。

外気温は低めで快適なのに、わざわざ窓を閉め、こもる空気の温度が上がらないようエアコンをつける。もったいないなと思いながら仕方なく続けていたのがここ二日ほどのこと。かびや虫などが発生する心配まで始めると、気長に様子を見る気持ちにはなれないのです。

 

もともと使っているのが、エアコンのおまかせ設定です。毎日とくに細かい変更をすることもなく、ボタン一つ。これで電気代が上がることもなく、それでいて快適だったのであまり悩まずに使用を継続。必要に応じて除湿にしてくれるのだろうとも考えていました。

ただ、わが家のエアコンではおまかせ機能を使う場合は温度設定も求められます。ただ湿度だけを下げたい、まさに今回のような状況ではどうしたらいいのかな? と。温度については今より下げたいわけでもないし、もちろん上げたいわけでもない。その数値に悩んでしまいました。

そこで、長らく使っていなかった除湿機能を使ってみることにしたんです。

わが家のエアコンだと除湿の場合は温度設定が不要。設定することもできますが、数値の欄を埋めなくても機能してくれました。

結果、これは大正解だったようです。サーキュレーターや扇風機と併用しつつ小一時間、気づけば20%近く湿度が下がっていました。

除湿機能を使い始める前に80%近かったことが異常事態だったとも思いつつ、効果の高さに驚いています。普段お世話になっているおまかせ設定も快適そのものですが、涼しいのに湿度が高い、そんなときは除湿機能が便利なのだと今更のように体感しました。

 

数年前に調べた際、どう頑張っても一般家庭(入手や使用が現実的な道具)で正確な湿度を計測するのは難しいとの結論を得ました。計測場所がほんの数センチ移動するだけでも差が出る上、湿度計も経年劣化するものだから。

一般的に温・湿度計などの計測器は最初の精度をそのまま長年の間維持し続けることはできません。使用している間に少しずつセンサーが劣化していき、誤差がでてきます。温湿度計の寿命は、センサーの種類や使用環境にもよりますがおおむね3~5年程度はご使用頂けます。
引用元:温湿度計疑問質問 – エンペックス公式サイト

実をいえばわが家の湿度計はだいぶ前の購入品。そういう意味でも数値の精度は落ちていると思います。加えてサーキュレーターなどを複数使用していても、部屋のすみずみまで一定の湿度を保てている自信がありません。

ただ除湿機能を使った前後に湿度計が反応したので、下がったことは下がったのだと信用できそう。またフローリングをスリッパで歩くときのぺたぺた感がほぼなくなったという体感もありました。

湿度が高いと感じるときの、その床がとても苦手。同じ場所を猫たちも歩くことになるので、さらっとした状態の床を保てるだけでも除湿機能を使った甲斐があったと思います。

 

温湿度計の経年劣化については忘れていたわけではありませんでした。むしろ意識しつつも気づかないふりをしていたんです。せっかくなら精度を求めたいと思うと単価が上がり、更に家の各所に置きたいと思うとなかなかの出費になるから。

わが家での使用は一般家庭の範囲内。湿度確認の誤差で問題になるような専門的な環境ではないので、現時点ではもう少し悩みながら暮らしの目安として現行品を活用していこうと思っています。

とはいえ一番古いもので十年近くたっていました。そろそろ世代交代も検討が必要になりそうだなと、重い腰を上げることになりそうです。

 

本日の猫。

小降りの雨だと通ってきているらしい鳥も休むことがないようです。

それを見守る弟猫も休めません。

今日もわが家の安全は彼によって守られています。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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