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蜜蝋でつくられた、夕映。

こんばんは、ヤマネコです。

親戚からずっと眠っていたロウソクをいただくことになりました。

 

親戚宅は昔ながらのお屋敷でとても広く、時々納戸の片づけなどを手伝わせていただいています。今回はお盆間近とのことでお仏壇を中心に。その流れで出てきた、夕映(ゆうばえ?)という蜜蝋でつくられたロウソクをいただきました。

親戚宅ではだいぶ前からほとんど手つかずの状態で保管されていたようで、箱の外側にはしみや汚れがありますが中身はきれい。

どうやら十四本入りだったものの半分が使われ、それからお蔵入りになっていたようです。

一時は普通のロウソクとして使ってみたものの、正式な用途(?)がわからず結局使うのをやめてしまったそう。私が蜜蝋のロウソクというものに興味を示したところ、残りをいただけることになりました。

 

蜜蝋というと、私のなかではカヌレをつくるときの型に塗ったり、化粧品の材料にしたり、体に取りこんでも安心な素材という認識でした。今回のようにロウソクの材料として使われることもあるようだけれど、その場合はとても高級品というイメージ。

というわけで、お仏壇からこちらを見つけたとき、めずらしいのでは? 高いのでは? という反応をしてしまい、それで親戚から「どうぞ」と言っていただきました。思い返すと大変お恥ずかしいです。

 

実際のところ、やはり貴重な品のよう。

せっかくなのでお盆に使ってはどうかとおすすめしたのですが、特徴あるデザインのロウソクなので、宗派的なこと、来客時の作法的なこと、正しい情報がわからないなかで使うのは不安だそう。

たしかに書かれている文字が「南無釈迦牟尼仏(なむしゃかむにぶつ)」。

私自身は自分が仏教徒であるという認識があまりない日本人で、こちらの一文にもピンとくる知識がありません。お盆にあわせて来客が増えるお宅で使っても良いものか、不安になるという感覚も理解でき、結局わが家のお盆(猫たちのお迎え)に使わせていただけることになりました。

 

個人的に、炎が美しい、という特徴が一番気になっています。

ただ私自身もむやみには扱えず、まだ火を灯せていません。春先から買い置いている黒缶キャンドルもあるので、今年のお盆はロウソク類の準備が豊富。

予定としては初日に香りで呼び寄せる目的でまたたびを焚き、中日のご馳走代わりに黒缶キャンドルを使い、最終日に蜜蝋ロウソクの美しいとされる炎で送り出そうかなと。

あまり大掛かりなことはできないけれど、同居猫たちに里帰りしてくる子たちも加え、のんびり穏やかに、ちょっと賑やかに今年のお盆もすごしたいと思っています。

 

本日の猫写真はお休みさせてください。

 

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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